住宅ローンマスターです。
2013年の2月4日(月曜日)
金利だよなあ。
住宅ローン。
むう。
2013年2月現在。
こうも低い住宅ローン金利をチェックしていると。
私自身の住宅ローン金利と、思わず比べてしまうよなあ。
「優遇」変動金利で、1.075%か。
グスン、ですよ。
契約当時は、最善だと思ったのにな。
その前の住宅ローンがね。
横浜銀行。
5年以上も前のことです。
当時は斬新だった、全期間優遇変動金利。
マンションを購入時、業者さんも「へえ、そんなのあるんですか」なんてね。
それくらい珍しかった、全期間優遇金利住宅ローン。
「マイナス1.2%」優遇でしたよ。
そしてね。
数年前。
当時の住友信託銀行さんの打ち出した「全期間金利マイナス1.4%」優遇。
私、飛びつきました。
中央信託銀行さんも、住宅ローン優遇金利では頑張っていた。
メガバンクさんは、高みの見物の体。
そんな、住友信託と中央信託が合併して、今や三井住友信託銀行ですよ。
いやはや。
2013年2月現在。
「優遇金利」幅、マイナス1.6%超の時代です。
早くも、住宅ローン「借換え」を視野に入れている次第です。
「借換え」で、言うとね。
「借換え」時。
正確に言うと、借換えるために前の住宅ローンを解約する時。
保証料が返戻されるのですよ。
もちろん、経過年数によって「目減り」する返戻ですがね。
私が、横浜銀行から住友信託銀行へ借換えた時。
ローン残高は約4500万円でした。
そもそも。
横浜銀行で当初の住宅ローンを組んだ際の保証料が150万円くらいだったかな。
そして数年(3年以上でしたか)後。
住友信託へ借換えるため、横浜銀行を解約して返戻された保証料。
ほぼ、80万円でした。
「目減り」分は、決して少なくないけれど。
戻ってくるのだから、有難い。
ちなみに、繰上げ返済をしても返済額に応じて保証料は戻りますがね。
住宅ローン保証料が事務手数料と違う点が、これです。
事務手数料に返戻はありませんから。
それはさておき、話を戻しますが。
超低金利の昨今。
そして、その超低金利が持続せず今すぐにでも急騰する可能性が増す現在。
住宅ローンの借換えは、喫緊とも言えるテーマですよ。
繰上げ返済は、言わずもがなですがね。
で、長期金利です。
住宅ローン固定金利が直結する長期金利。
すなわち、新発十年物国債利回り。
2013年2月現在、需要は堅調。
しかして。
2月4日(月曜日)日本経済新聞朝刊の記事ですがね。
日本国債。
国内の金融機関や生保が95%以上を保有していた思いきや。
直近では、外国人の所有率が約10%に達したですと。
10%の外国人が一斉に国債を売る事態を想定することは、そう難くない。
先進国中、群を抜いて借金まみれの日本国。
その将来に見切りをつけることは容易いです。
格付けの決して高くない、日本国債ですからね。
デフレ脱出の失敗。
急速なインフレ昂進。
財政規律の緩み(多額の国債発行高)。
理由などなきが如し。
キッカケを見つけて、日本国債を購入していた外国ファンド勢が仕掛ける。
そんな事態が現実になれば、国債価格の急落(利回りの急騰)。
利回り(金利)は、一般的にね。
下げる速度は緩慢だが。
上げるスピードたるや想像を絶することがままあります。
ポンドに仕掛けたソロス氏ではないが。
国家相手に「勝負」を挑むファンドは、絵空事では決してない。
ファンドがファンドを呼び、雪だるま式に資金を膨らますことが有得るから。
デフレ脱却を念じながら、安部政権。
いわば「予備費」を7兆円切り崩して国債発行高を形だけ抑えてみせた。
小学生だって騙せない「ペテン」です。
公共事業の増大だって、ロクな説明ができない。
公共事業より資金を集中すべき部門はいくらもありますよ。
医療しかり。
保育しかり。
教育しかり。
先端技術しかり。
それを今、何故公共事業かと言えば。
族議員たちの利権以外、ないじゃないですか。
これも、小学生でも分かります。
さすが自民党、とでも言うべきか。
アベノミクスの2013年。
今まで以上に、国債の暴落懸念に注意すべきだと考えます。
10数年来。
日本の債務残高は問題視されてきました。
しかし、その都度。
国家債務を消化するだけの個人資産(貯蓄)。
そして日本国債の殆どが国内金融機関で購われてきたこと。
この2点が、「安心材料」として重視されてきました。
私も、今までは「安心」するに足ると考えてきた。
しかし、2013年。
個人資産の余力は、最早なくなりつつあり。
日本国債の所有も、外国人が1割となった。
10%は、事を起こすことができる割合ですよ。
加えて、国債市場。
現物だけじゃない、先物市場の影響を無視できないですよ。
先物から仕掛けられ、一気に現物市場が揺らいだらどうする。
いやはや、不安のオンパレードの2013年2月。
私、不用意に不安ばかり煽るオオカミ少年にはないたくないですがね。
抱えてしまった重い住宅ローン。
せめて小銭を貯めては、繰上げ返済です。
借換えタイミングを睨めながらね。
いやはや。
どうなるのか2013年よ。
それではまた、お会いしましょう。