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住宅ローンリアル体験レポート2016

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2008年10月24日の金融経済恐慌

 住宅ローンマスターです。
 御無沙汰しております。

 2008年10月24日(金曜日)。

 東京株式市場は静かに幕を開けるかと、思われました。

 前日(といっても日本時間24日未明ですが)。
 NY株式市場。
 ナスダックこそマイナス引けでしたが、ダウ工業株30種平均株価。
 終値約175ドルのプラスでしたから。

 その後日本時間24日早朝6時開場の外国為替オセアニア市場。 
 例えばユーロ/円レート。
 125.88円のオープンから30分もしない間に、127.30円まで一気の上昇(円安)。

 ドル/円も、97.31円から98.05円まで上がった。

 曇り空の静かな朝。
 そして。

 日経平均株価。
 始値、前日比約70円安の8391円。

 そこから緩やかな上昇基調の展開を考えた方も多かったのではないか。

 実際は、前日値を一度も回復することなく前場を終えた。
 しかし、8000円台をキープ。

 日本時間12:30。
 ドル/円レート95.29円。
 ユーロ/円121.67円。

 早朝から比べ、ドル/円2円、ユーロ/円4円以上の円高。

 円高と株安の相乗効果。
 でも私。
 不覚にも、それほどの円高・株安すら予測出来なかった。

 東京株式市場後場そして15:00(日本時間)からの欧州為替市場。

 本格的な暴落が開始。
 結局日経平均は、前日比811円安の7649円。
 ほぼ一本調子の下落。

 7649円。

 2003年4月28日。
 バブル崩壊後の日経平均最安値7607円をつけたが。

 あと、たったの42円。
 バブル崩壊最安値を下回るのも時間の問題か。

 24日の日経平均先物12月物。
 夜間取引(イブニング・セッション)で一時7100円まで下げていますから。

 実際、欧州為替市場。
 金融不安が爆発。

 日本時間18:40。
 ドル/円レート90.87円。
 ユーロ/円113円79円。

 私、今でも目を疑いたくなる数値です。
 朝までドル97円、ユーロ127円を対円でつけていたのですよ。

 それでも、早晩。
 ドルは100円、ユーロですら130円。
 それぞれ戻すはずだと考えられた。

 なにしろ、アメリカ発の世界金融不安。
 米金融当局が、金融機関資本増強のための「公的資金注入」を具体化すると宣言。

 金融混乱状況も収束へ向かうだろう。
 ただ、その時間が問題である。
 そう私、考えていましたからね。


 米当局が「不良資産買取」から一歩踏込み、「公的資金注入」を明言した前週初13日。

 公的資金注入を既に始めていた欧州と、米当局が協調する姿勢を明確にした。

 日本時間13日深夜23時。
 三菱UFJファイナンシャル・グループ。

 14日の予定を前倒して、米証券(当時)モルガン・スタンレーへ90億ドルの融資実行。

 日米欧が連携しての安定化動向で、14日の東京株式市場日経平均株価。
 7日連続下落に終止符を打つ1171円の急騰を見せました。

 市場は更なる「金融安定化具体策」を催促するのでないか、との懸念と裏腹に、です。

 私、「金融不安」収束の段階へ進んだとものと確信したのですが。

 10月18日(土曜日)。
 さる製鉄関係企業の方と懇談する機会がありました。
 株式市場、更なる一段いや二段の下落があるから用心するべきだとの御指摘が耳に残ります。

 20日からの10月第4週。
 週初来。
 20日そして21日とそれぞれ300円を超える日経平均株価。

 私、タカをくくっていましたよ。

 22日(水曜日)631円の下落で終わっても、乱高下の一つ。
 上昇基調の中での一場面かと、みなしていました。

 NYダウ平均株価を見るだけなら。
 24日の前日比マイナス312ドル引けですら、10月乱高下の範囲内に思えます。

 私を身震いさせたのは、24日。
 前日NYダウ引けですら全く反応せず、歴史的暴落を現出した日経平均。

 そして、外国為替市場。
 大パニック状況。
 ユーロを含め「高金利通貨」をリスクとして投売り、ドルを確保。

 そのドルに対しては、異常なまでの円買い。

 日経平均採用銘柄、中でも国債優良株といわれるものが売浴びせられる。
 ユーロそしてドルも、円に対して猛烈な売浴びせ。

 常軌を完全に失っている「売り」。

 東京株式市場も外国為替市場も。
 売買の主役は外国機関投資家とみていい。

 1)決済のため手元資金(現金)確保の株式や外貨売り。
 2)円高での輸出減少による業績悪化懸念から外需企業株式売り。

 「売り」の原因は複合的でしょう。
 しかし、根底に共通することがある。

 3)深く大きな「世界景気後退」懸念。

 「世界景気後退」。
 その「懸念」が「危機」として表現されたのが、24日の株式そして為替市場パニックだと。
 そうとしか私には思えません。

 24日NYダウ平均株価。
 前日比マイナスが500ドルを超えると為替も円高へ振れました。

 が、400ドルそして300ドルへと下げ幅を縮めると、さすがに円安へ。
 その値幅が激しい。
 ドル/円、ユーロ/円も勿論然り。

 24日の「金融パニック」。
 繰返しますが「世界景気後退危機」つまり「世界経済恐慌」を示すものと私は判断します。

 米住宅バブル崩壊が世界金融システムバブル崩落を生む。
 世界の資産規模を凌駕して未曾有の次元に膨張した金融システムの完全崩壊。
 それが、今次の「世界経済恐慌」が1920〜30年台の経済恐慌と全く異なる点です。

 その真の恐ろしさについて、次回考えたいと思います。


  《 本日のポイント 》

 ☆ 2008年10月24日、東京株式市場暴落と外国為替市場円高大パニック。

 ☆ 10月24日は、世界金融経済システム崩壊が確認された日として記憶されるだろう。

 ☆ 10月24日以降も、株式・為替市場での更なる混乱が避けられない恐慌状況だろう。

 ☆ 米欧「公的資金注入」後、最悪の金融経済悪化昂進もリスクとして想定される。


 「公的資金注入」。
 10月16日時点でメドをつけた米欧の「公的資金注入」枠。
 アメリカが約25兆円(2500億ドル)。
 欧州が総額約35兆円。
 米欧合計で約60兆円。

 IMF(国際通貨基金)が計算した融資規模6750億ドル(約69兆円)とほぼ並ぶ。

 しかし、今後の展開どうなるのか。

 金融システムの崩壊。

 株式や為替のみならず債券市場までも。
 そして原油など原材料、穀物や希少金属など商品市場。
 全ての市場から、世界のマネーが引揚げられ続ける危機状況です。

 住宅ローン。

 長期金利の指標となる、長期国債(新発十年物国債)利回りですが。

 2008年10月24日現在、1.495%。
 バブル崩壊後日経平均株価最安値7607円をつけた2003年4月28日が0.605%。

 2003年4月。
 企業が、雇用・設備・負債と3つの過剰に苦しむ状況。

 比べて2008年10月。
 各企業、基礎体力の毀損度は低いが外需頼みの部分で異常円高と海外需要低下が直撃。

 2003年。
 バブル後遺症を引摺る日本でも、アメリカの好景気。

 2008年。
 アメリカ住宅バブル崩壊で世界の金融投資システムの破壊。

 そして世界景気後退いや景気危機。

 麻生首相ではないが、100年に一度の経済危機と言って過言でないだろう。

 住宅ローン金利。

 短期では、銀行間金利が疑心暗鬼で高止まり。
 長期でも、国債が買われず金利(利回り)が下がらない。

 それどころか、「住宅ローン」というシステム自体、存続が危ぶまれる状況ではないのか。

 住宅ローン審査が一段と厳しさを増すことでしょう。
 優遇キャンペーンの打切りも当然避けられない。

 日本の金融機関。
 米欧と比較すれば、「金融証券化バブル崩壊」の影響が大ではない。

 しかしそれは「サブプライムローン問題」次元でのこと。

 事態は、「世界金融危機」段階へ突入。
 「世界」の景気後退が、日本の優良企業の全てを直撃する。

 底知れぬ、景気減退。

 株価のみを考えれば、やがて回復するでしょう。
 少しはね。

 しかし、世界の景気。
 新興国ですら、世界の需要が下がれば景気が減速するという悪循環。

 住宅ローン返済。

 話題のSFCG(旧商工ファンド)じゃないが、「貸し剥し」すら怖れてしまう今の私です。

 私の住宅ローン、横浜銀行です。

 横浜銀行が、「貸し剥し」するとも「破綻」するとも、全く想像すらしていません。

 でも、何らかの不測の事態が発生するとも限らない。

 だから、今。
 「変動金利」について、不安を感じてしまう。

 横浜銀行「マイナス1.2%優遇変動金利」の恩恵に与る、私ですがね。

 「様子見」しか出来ないのですが。

 2006年7月14日。
 日銀ゼロ金利政策が解除されて以降も、住宅ローン「変動金利」を有利と見た私です。

 それが10月24日。

 住宅ローン設計の再考を迫られているという認識をもちます。

 我ながら、何とも不甲斐ないのですが。

 また近日、お会いしたいと思います。
 それでは、乱筆のまま失礼いたします。 


 
 
 



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