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住宅ローンリアル体験レポート2016

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2009年2月住宅ローンと金融経済危機

 2009年1月24日の住宅ローンマスターです。

 前日23日(木曜日)発表の日銀「経済・物価情勢の展望(展望リポート」。

 こりゃアカン、の驚愕内容。
 耳を疑いましたよ私。

 「08年度国内総生産(GDP)予想マイナス1.8%、09年度同2.0%」。

 10年度「見通し」がプラス1.5%。
 だから、景気の「底」が08年。
 09年には「景気回復」ということか。

 09年度のマイナス2.0%、民間のエコノミストの平均予想値と近い。

 ちなみに、消費者物価指数(物価上昇率)の日銀予測。
 08年度1.2%、09年と10年度がマイナス各1.1%と0.4%。

 「景気悪化と物価下落」、つまりは「デフレ懸念」が大なのですね。

 前回2008年10月の「展望レポート」。
 09年度のGDP予測がプラス0.6%。
 同年度消費者物価指数(物価上昇率)予測が0%。
 数ヶ月での「展望」が、かくも変わるとはねえ。

 今後の展望、いよいよさらに予断を許さないということですか。

 戦後最悪の景気後退に対する日銀。
 CP(コマーシャルパーパー:短期の債券)や社債の買取を検討。
 優良大企業のCPに加え中小企業の売掛債券を担保のABCPも含むとのこと。
 最大で3兆円規模の「非伝統的政策」へ一歩を踏出す、と。
 でもこれ、全部がアメリカFRBの後追いに見えますけれどね。

 「政府・国会が機能不全の今、日銀の金融政策に機動的なスピードを」。
 そう、日本経済新聞(23日朝刊3面)が注文を付けていますが、そのとおり。

 実際、日本のメガバンク。
 そして大手信託銀行を加えた日本「6大銀行」。
 三菱東京UFJ銀行。
 みずほ銀行。
 三井住友銀行。
 りそな銀行。
 住友信託銀行。
 中央三井信託銀行。

 上記6大銀行の2008年4月〜12月期決算。
 最終利益の合計額が前年同期から8割以上減少、2000億円を下回った模様。

 株価下落の保有株資産、減産処理損失の拡大。
 それと、融資先企業の経営悪化による不良債権処理損失の膨張。

 ダブルパンチです。

 最大手の三菱東京UFJ銀行など、保有株式の簿価が高い。
 10月〜12月の2880億円の減損処理を余儀なくされるが、9月中間決算。
 最終利益が僅か920億円に留まる現状。
 4月〜12月期の黒字確保が極めて厳しい。

 6大銀行の3月期通期の最終利益見通しの合計額は9300億円。
 だが、日経平均株価に見るとおり優良大企業の相次ぐ減益発表が株価を圧迫。
 大手金融機関の利益見通しも、大幅な下方修正を迫られる。

 「3月末の株価次第で通期赤字決算となる大手銀行も出てきそうだ」。
 そう、23日付け日本経済新聞は伝えています。


 2009年の経済・景気大動乱。
 外需頼みの日本経済ですからアメリカ・欧州そして中国などアジアの需要次第。

 財務省22日発表の2008年12月の輸出額、前年同月比35%減。
 2ヶ月連続で過去最悪の下落率を更新しています。

 輸出の減少。
 米国36.9%減、欧州41.8%減、アジア36.4%減。
 いずれの地域向けでも、過去最大の減少率です。

 この輸出急減ペースが続くなら1980年度以来の「貿易赤字」転落の可能性。

 貿易収支の赤字は3ヶ月連続で赤字幅も急拡大。
 手の付けられない現状。
 全てが外国の景気次第。

 アメリカもそうだが。
 ユーロ圏そして英国、さらに旧東欧などそれ以外の欧州の経済が壊滅的。

 新興国頼みか、オバマ新大統領の抜本的景気対策に賭けるしかないのか。
 
 そして雇用問題です。

 「トヨタ、北米と英で1000人超の正社員削減検討に入る」。
 「米マイクロソフト社員5%5000人削減を発表」。
 世界のソニーなど、製造業(メーカー)の不振、同様にIT業界も直撃。

 全てが消費の深刻な低迷を反映。
 いや、それだけではない。
 消費の減退と「値崩れ」の相乗。
 そして「金融不安」がもたらす「円高」。

 「値崩れ」による利益減と「円高」の売上減。
 企業の利益減が決算を悪化、株価低落を始め金融資産低減。
 キャッシュ(現金)需要を昂進させ、金融(派生)商品からマネーが逃げる。

 リスクを嫌う世界のマネー。
 「現物」株や、「先物」など金融(派生)商品から逃避。
 AAA(トリプルA)の超優良「債券」や日米の「国債」まで敬遠され気味。

 通貨では、外貨を売りながら安全な「円」を買う動きが加速。

 昨夏までなら信じられない「円高」進行で、日本輸出企業の想定レートを凌駕。
 ドル/円が87〜88円台。
 ユーロ/円が113円〜115円台。

 自虐的いや悲観的な「予想レート」ですら、ドル/円90円でユーロ120円。
 それが、まあなんと遠くまで来たものよ。

 しかし、基軸通貨ドルが80円前半から70円台後半。
 脆弱を露呈するユーロなら100円台から100円割れまで、視野に入る昨今。


 住宅ローン。
 大手銀行6行、株減損と不良債権の最終利益大幅減を見るまでもなく。
 住宅ローンの不良債権化を最大限避けるべく、審査を厳しくする。

 日銀政策金利のほぼ実質0%金利にあって、住宅ローン金利も「値崩れ」現象。

 厳しく審査して、低金利住宅ローンを提供する。

 2009年1月23日現在。
 三菱UFJ信託銀行の住宅ローン。
 当初固定10年で金利1.75%。
 同固定20年で2.35%。

 「賢明な」長期住宅ローン利用者なら、当初20年「安心」固定金利2.35%。
 長期の必要ない住宅ローンなら、当初10年「安定」固定金利1.75%。

 深まるばかりの「景気不安」がなければ、夢想も出来ない低金利住宅ローンだ。

 店頭金利マイナス1.5%優遇です。

 私、個人的に「変動金利」派ですので。
 三菱UFJ信託銀行の素晴らしい取組みに胸躍らせつつも「様子見」の変動金利。
 住宅ローン変動金利優遇を選ぶ。

 乾坤一擲といったところですよ、大袈裟でなく。
 一生の選択ですもの。

 判断の根底にある認識が、今次「未曾有」と形容される金融不安・経済危機。

 現在の危機的状況が長引けばそれだけ、経済の「基盤」が確実に毀損する。
 経済の基盤。
 現存の施設でも設備投資でもない、基盤。
 すなわち、投資判断の前提。
 「投資意欲」です。

 日米欧の中央銀行が「不良資産(債権)」を買取る。
 その「効果」が実体経済に顕在化しない時期が長くなればなるだけ。
 「投資意欲」が減退して同時に現金以外の資産価値も低減。

 金融当局の中央銀行そして財政出動なら政府までが「公的資金」使用を続ける。
 民間資産の低減と同時に政府財政基盤が損なわれるという悪循環。

 政府財政の赤字分は国債発行で賄われますから、国家財政破綻の危機が迫る。
 国債のデフォルト(債務不履行)。
 国債を乱発すれば価格が下がり、利回り(支払い利息)が上昇しますから。

 つまり、どこを見ても「悪循環」。
 その蟻地獄に嵌れば、逃げられないだろう。

 それが分かっているから米欧の金融当局が形振りも構わぬ程の対策を打つ現実。

 「サブプライム」問題に関して、日本金融機関の資本毀損は比較的少ない。
 そう言われた段階を遥かに凌駕する、国際金融危機そして世界実体経済の危機。

 日銀と政府そして野党がタッグを組み連携して対処しても足りないくらいだが。
 「消費税」問題で侃侃諤諤している。
 国会空転。
 日銀の重い腰。
 「超党派」の議論も提案も皆無。

 金融・経済危機への対応スピードの差。
 これが今後、米欧そして他アジア国との「景気回復」の差となるのではないか。

 杞憂なら、いいのですが。
 そんな訳で、住宅ローンの今後。
 「好景気型」住宅ローンが今後10年間に現出して金利アップ、とも読めない。

 ただ20年先までは、何とも言えないですよ。
 だから、三菱UFJ信託銀行の「当初20年固定」優遇金利。
 2.35%が、「微妙にも」素敵ではあります。

 「微妙」とは。
 今後20年間の経済(景気)や金利の動きが読めないことに加えて。

 私、現在も変動金利の住宅ローン利用者ですが。
 店頭金利2.875%から全期間マイナス1.2%金利優遇です。
 つまり、1.675%。
 ボーナス返済なしの毎月返済額が、16万円台の後半。

 金利1.75%ならともかく、2.35%なら毎月の返済額が大きくなる。

 それもあって、長期固定金利へ踏切れない「サブプライム」な状況なのですよ。

 トホホ、です。


   《 本日のポイント 》

 ☆ 日銀「展望リポート」、2009年のマイナス2.0%経済成長率を予測。

 ☆ 大手銀行6行の2008年度決算、最終利益前年同期から8割以上減益。

 ☆ 08年12月輸出額前年同月比35%減2ヶ月連続過去最悪3ヶ月連続赤字。

 ☆ トヨタ海外正社員削減、ソニー本社希望退職募集、米MSは初のリストラ。

 ☆ 住宅ローン09年1月三菱UFJ信託銀行当初固定10年〜20年低金利。


 住宅ローン。
 それにしても、三菱UFJ信託銀行の「当初固定」長期金利優遇が素晴らしい。

 私それでも。
 住友信託銀行「全期間優遇金利」の「変動金利」部門へエントリー中。

 後悔が全くないかと言えば、少々「微妙な」ところではあるが。

 「チャレンジ」続行。

 給与やローンから健康状態まで、詳細をチェックされて。
 「水虫」程度でも、医者にかかれば「診断書」が必要。
 団信(団体信用生命)へ加入が出来ないと住宅ローン「優遇」が受けられない。

 住宅ローン以外の「ローン」があってはマズいらしい。
 私の場合、高額(約5000万円)の住宅ローン借入案件ですから。

 そして驚くのが、各種クレジット(カード)の「借入れ可能額(枠)」。
 借りてもいないのに計算上、借入中として計算されるらしい。

 道理でね。
 私、ポイント欲しさにキャッシング機能付クレジットカード作ったことがある。

 それが不思議と、最低のキャッシング枠しか承認して貰えなかったが。
 住宅ローン借入額が大き過ぎた訳です。

 私の配偶者が「ローン」嫌いで「カード払い」もしない。
 住宅ローン以外、ローンなく支払いが全て現金だったことも奏功したのか。

 仮審査は通過の見込みか、というところです。

 それでも、リスクが多い。
 @ 今後、さらに「好条件」の住宅ローン「優遇」があるかもしれない。
 A 現在の横浜銀行と比べ住友信託1.4%優遇、金利差が僅か0.4%。
 B 住宅ローン固定金利、三菱UFJ信託級「低金利」は今だけかもしれない。

 住宅ローン借入。
 実践住宅ローンマスターが、何故リスクを冒すのか。

 私の内部の「何か」が働きかけたとしか言えない。

 「経済状況の悪化」、それが「長期に渡る」と囁く「声」でしょうか。

 他人様にお薦め出来る「判断」では、ありません。

 2009年の住宅ローン。
 「長期固定金利」が「買い時」に見えますし現在「変動金利」なら様子見続行。

 1月のタイミングでの住宅ローン「借換え」。
 「検討」だけなら結構だが、「実行」までしてしまうのか。

 でも、私。
 住宅ローン借換えに向け、始動しています。

 どうなるのか。
 2009年前半の住宅ローン優遇、そして今後のローン金利動向。

 それではまた、お会いしましょう。



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