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住宅ローンリアル体験レポート2016

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住宅ローン2010金利動向と経済展望

 住宅ローンマスターです。

 日本経済新聞ならずとも、経済と生活関連記事そしてコラムなど。
 住宅ローンに言及するものあれば、ほぼ全てが「変動金利」のリスクを説く。
 住宅ローン変動金利に「リスク」が付随すること自体は、当然ですからね。

 本邦の住宅ローン。
 変動金利の場合、金利の見直しは半年つまり6ヶ月毎に行われます。

 一方、住宅ローン固定金利。
 金利見直し、毎月実施される。

 だから、変動金利より固定金利の方が、より金利の変動は激しいと言えます。

 蛇足ですが。
 変動金利は短期プライムレート、つまりは日銀の決める政策金利に、ほぼ連動。
 日銀政策金利、現在0.1%ですが。

 固定金利は、十年物国債の利回りとリンクします。
 国債利回り(金利)、市場で国債が買われる(需要がある)ようだと金利低下。
 金利を下げても「買い」需要があれば売り手は金利の利払いを抑えるべく動く。
 逆に「買い」がなければ、売り手は「買い」需要が発生するまで金利を上げる。

 日々の市場原理(需要と供給)で変動する国債の利回り(金利)。
 そんな国債利回りに寄添うのが、住宅ローン固定金利。
 変動も激しいワケです。

 過去5年間を俯瞰してもね。
 2004年から2005年中盤まで20年超〜35年長期固定金利。
 4%から3%へと下降。
 その間、変動金利もちろん一定値の2.375%。

 2006年10月から2007年10月まで。
 変動金利2.375%から段階的に(2段階で)0.5%上昇し2.875%。
 同期間、20年超〜35年固定金利、なんと漸減しているのですよ。

 そして、2008年前半期と2009年初頭。
 住宅ローン20年超〜35年固定金利が短期に激しく上昇しました。
 2008年前半は約0.5%幅、2009年初頭は1%幅で。

 特筆すべきは、2009年初頭。
 政策金利の0.2%で刻む利下げに合わせて、住宅ローン変動金利も下降。
 計0.4%下げて、変動金利2.875%から2.475%へ。
 その局面での「不可解」にすら見える、住宅ローン超長期固定金利の1%急騰。

 2009年後半、当然の如く超長期固定金利は元値3%に下げています。
 4%付近での住宅ローン超長期固定金利こそ、リスクと呼べるだろう。


 過去の資料を散見するだけで、目につくのが住宅ローン「長期固定金利」神話。

 「プロ」の方が発言される場合、殆ど変動金利リスクの大きさに警鐘を発する。
 結局が、住宅ローン変動金利を捨て、長期固定金利を選択せよと。

 2006年以降、日銀政策金利が2001年以来のゼロ金利を脱して上昇。
 連動して、住宅ローン。
 将来の「高金利」水準が、かくも喧伝された。

 当時として、理由無き「読み」ではなかった。
 誰が見ても、景気回復の局面ですから。

 しかし。
 世界の流れが、水を差す。
 金融恐慌という大冷水を浴びせたわけです。

 それだけではない。
 仮に、世界の金融危機が発生しなかったとしても。
 日本の将来。
 構造不況という宿痾(不治の病)を免れない。

 我々の経済状況。
 国の経済、若者たちへの負担を多く求めざるを得ない。
 不足分を一方、「老齢の」方の貯蓄資金(資産)で「食いつなぐ」。

 国の予算を賄うため、今後も増えざるを得ない国債発行。
 年金原資の不足。
 医療費負担。
 増税。

 経済の大きな不安要素、その全てについて、淵源を辿れば問題はひとつ。
 増えざるを得ない経済負担、それを誰がどの様に分担すべきなのか。

 一種「成熟」した社会の宿命かもしれない。

 さりとて、構造改革。
 規制緩和と自由競争。
 推進の果て、待つのは「格差」社会だけかも知れません。

 出口の見えない、「構造的な」問題ですよ。

 糸口となるのは、イノベーション。
 つまり、革新。
 若者たちが疲弊するのを、責めることは出来ませんよ。
 我々全ての抱える問題、解決すべきテーマですから。


 抽象論を弄ぶのでは、仕様がないのですけれども、ね。

 日本の経済展望。
 2004年から2008年まで、世界の需要に支えられて日本経済。
 一時の活況を現前させたが。

 世界需要、中でも米経済の消費需要について不透明感が強い。
 日本経済、内向きになればなるほど、減点主義。
 ムダを排することのみ、注力して「冒険」出来ない。
 失敗が許されない社会です。

 新しさという意味で、政権交代には私、期待していますが。
 少なくとも今のところ、緊縮を図るばかりの経済政策。

 「創る」観点での「改革」が見えません。

 10年先まで、住宅ローンを考えるなら、変動金利だと見ますよ。
 つまり、2009年10月現在。
 向こう10年の安定的な景気回復、いえ景気の活況など困難なのでなないか。

 ですから、住宅ローンの今後10年。
 全期間優遇の変動金利。
 信じ難い水準の金利優遇幅ですからね。

 それから、固定金利への借換えタイミングを窺う。
 住宅ローン研究は余念なく、ですけれど。

 その意味で。
 住宅ローン10年でなく20年固定金利の方が、ホットではないかと考えます。
 どうでしょうか。

 それではまた、お会いしましょう。
 



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