カスタム検索
住宅ローンリアル体験レポート2016

経済動向カテゴリの記事一覧

2010住宅ローン金利と減税と住宅対策

 住宅ローンマスターです。

 2009年12月9日の空は青かった。
 冬なのに、秋のような。

 日本経済新聞、9日(水曜日)夕刊。
 トップニュースは「VW(フォルクスワーゲン)、スズキに出資へ」。
 世界の自動車業界、生き残りを賭けての再編への動き、更に加速するでしょう。

 それは、それとして。
 同じく一面。
 「GDP大幅下方修正」。
 内閣府9日発表7〜9月期の国内総生産(GDP)改定値。
 実質(物価変動を除いた値)で、前期比0.3%増。
 速定値が1.2%増でしたから、大幅下方修正ですよ、確かに。

 年率換算で、3.5%の下方修正ですか。
 この「成長率の見直し幅」、過去最大だそうです。
 特に、設備投資がマイナスに転じたことが大きいか。

 同朝刊の一面トップは、「国債44兆円以下」壁高く。

 政府が8日、2009年度第2次補正予算案に盛込む緊急経済対策を閣議決定。
 財政支出、7兆2千億円。

 新規国債発行額を44兆円以下に抑えるためには。
 一般会計の歳出総額を概算要求の95兆円から4兆円以上削る必要に迫られる。

 その中での、緊急経済対策。
 財政支出、7兆2千億円。
 「景気対策」費として1.7兆円。
 住宅金融拡充を狙う優良住宅向けローンの金利1.0%下げもここに含まれる。

 住宅金融支援機構「フラット35」での住宅ローン。
 「当初10年間金利1.0%下げ」のことです。

 「環境対策」としては、8千億円。
 その一部、住宅版エコポイントが創設されて、1千億円が充てられるのですが。
 いかにも、小額。
 効果も限定的、なのだろうなあ。

 全体的に、「雇用創出」には力不足。
 民間エコノミストの試算では、成長率押上げ効果、0.3%にとどまるそうな。
 日本経済新聞によると、民間金融機関のエコノミスト。
 今次の「緊急経済対策」に対する見方。
 100点満点で、概ね65点前後の「評価」のようです。


 それにしても、政府の住宅政策。
 前政権、麻生内閣時代に決定された「史上最大の」住宅取得減税措置。
 その減税規模にもかかわらず、「住宅取得」が伸びない現実がある。

 そこで、現鳩山政権。
 「フラット35」住宅ローンの当初1%金利下げの「大盤振る舞い」に及んだ。

 当初、10年間の住宅ローンが金利マイナス1.0%。
 ということは、「フラット35」金利。
 当初10年間の金利が、1%台中盤まで下がることになろう。

 「団体信用生命保険」料を別途払うことを考慮して金利0.3%上乗せしても。
 「フラット35」当初10年間金利が、1%台後半。
 つまり、2%台に乗らない「フラット35」住宅ローンが、主流となるだろう。

 新規住宅取得を考える場合、どうだろう。
 今回の「金利1%下げ」住宅施策、住宅ローン「借換え」には適用されない。
 「住宅取得」を促す政策だからね。

 今後10年間の住宅ローン金利かあ。
 私自身の住宅ローンを考える上でも、大きなテーマですよ。
 今後、10年間。

 少なくとも、世界金融危機が顕現した2008年9月の「リーマンショック」。
 「リーマン」以前、つまり2008年夏に入る前の住宅ローン。
 「したり顔」で盛んに語られていたのが、住宅ローン「固定金利の薦め」。

 住宅ローンサイトを覗くと、FPやら何やら「専門家」の皆さん。
 住宅ローン「安心の」固定金利を推奨なさる。
 しかも、危険を煽らんばかりの勢いでね。

 一方、住宅ローンを取扱う民間金融機関。
 「当初固定金利」住宅ローンに一番注力していたフシは窺えました。

 中でも、住宅ローン「当初10年間固定」金利。
 私も何度か、扱いましたよ。
 みずほ銀行でしたっけ。
 当初10年間固定金利、借換えだと1.7%台。
 そんな時代(時期、ですか)もあったような。
 そして、三菱UFJ信託銀行。
 住宅ローン「当初10年固定」金利も、低かった。

 2008年の「夏」、リーマンショック以前の「金利」だと記憶しますがね。


 2009年に入ると、「良心的な」住宅ローン金融機関。
 金融危機対応の「日銀政策金利利下げ」に、歩を合わせました。
 住宅ローン変動金利について、店頭基準金利を下げ始めたわけです。

 通常なら、住宅ローン変動金利。
 「金利見直し」は、年に2回ですよ。
 多くの金融機関が、4月と10月、としています。

 それを、住宅ローン「優良」金融機関。
 4月を待たずして、1月、2月、3月と各金融機関が相次いで。
 いや、早くも2008年、年内から始めていたのかも知れない。
 住宅ローン変動金利を、下げてくれた。

 寡聞にして、包括的な記述は出来ませんが。
 少なくとも私の知る範囲では、住友信託銀行。
 住友信託銀行の住宅ローン店頭基準変動金利が、いち早く下がった。

 当時の私の住宅ローンは、横浜銀行。
 横浜銀行さんたら、4月の「定例」見直し月まで、金利そのまま、でしたが。

 でも、2009年4月以降。
 都市銀行そして地方銀行など「旧勢力」金融機関の住宅ローン変動金利。
 店頭基準金利は2.475%、で落着いています。

 それでも、今となっては高いですよね。
 住宅ローン金利2.475%。

 民間金融機関の各行。
 力を入れていたのは「当初10年固定金利」だけではなかった。
 金融機関にとっては、「リスク回避」の変動金利。
 変動金利での、融資「全期間金利優遇」キャンペーン。

 変動金利の金利優遇にも静かな、しかし苛烈な競争があった。
 嚆矢は、横浜銀行「全期間優遇金利マイナス1.2%」。
 そして、中央三井信託銀行が同マイナス1.3%金利優遇。

 2009年12月現在。
 住宅ローン金利優遇は、マイナス1.4%(以上)の時代。
 表に出ない「裏」優遇の金利マイナス幅は、1.6%(以上)と見られる。
 住宅販売会社と「提携」した住宅ローンは、勿論この限りではないでしょう。
 夢の優遇条件の提示が、有得ますよ。

 でもね。
 そこまで、しても。
 つまり、そこまでの住宅ローン金利。
 「当初固定金利」にせよ、「変動金利」にせよ。
 一昔前なら信じ難い住宅ローン「優遇」があっても。
 2009年の住宅取得は伸びなかった。
 伸びないどころか、低調を極めています。

 話は戻りますが、2009年12月の政府「緊急経済対策」。
 フラット35金利、当初10年間の金利1.0%下げ。
 現在のフラット35金利。
 取扱い金融機関でマチマチなれど、3%を切るものもある。
 2%台後半と言える水準まで、下げているところも。

 団体信用生命保険料分など諸条件を勘案してみれば。
 当初10年間マイナス1.0%なら、実質金利で1%台後半。

 一方、住宅ローン変動金利。
 2009年12月適用の住宅ローン変動基準金利が2.475%。
 金利優遇幅がマイナス1.4%と考えれば、現在1.075%。

 微妙と言えば、微妙。
 今後、10年間。
 住宅ローン変動金利が平均で1.5%程度を上回らなければ、変動金利。
 1.5%程度を超える水準なら「安心料」も含め、フラット35の勝ち。
 といった、ところか。

 言い方を換えれば、今後「0.5%以上」の日銀金利上げが定着するか。
 今後の「経済成長」を前提とするなら、日銀政策金利0.5%の上昇。
 当然、有得るだろう。
 いや、それどころか、現在の「0.1%」が超低金利の金融緩和状態。

 安定成長のGDP2%上昇水準が前提なら、政策金利も2〜3%か。
 次回。
 住宅ローン変動金利水準を決める日銀政策金利について考えましょう。
 今後の10年間。
 日本の経済、そして住宅ローン環境は、如何なりますやら。

 それではまた、お会いしましょう。
 



 住宅ローンリアル体験レポート2016
カスタム検索
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。