1月5日。
仕事始め。
いつもの、この時期です。
慌ただしい新年の挨拶。
取引先との確認。
今年も平穏な株式そして為替市場の幕開け。
なんてことは、全くなく。
日本株式市場。
日経平均株価。
始まりは、下げ。
年末年始、日本の市場が閉じている間。
米国そして欧州の株式市場。
原油安やらギリシャやらで、株価下降傾向。
「年末調整」ですか。
下げて開いた東京株式市場、日経平均株価。
一時は200円安まで下落するも。
売り買い交錯。
日銀、上場投資信託(EFT)の購入とか。
為替ドル/円レートが明け方から120円台の中盤つまりは円安。
この日銀期待と円安効果で、株価巻き返し。
攻めと受けの繰り返し。
波乱含みなことよ。
実際ね。
日経平均株価。
結局、引けは前日比42円安ですか。
為替も乱高下、とはいかぬものの。
振幅を大きくすることを予感させる動き。
22:00現在の為替動向。
ドル/円、119円95銭付近の動き。
午前中は、120円台中盤過ぎの推移でしたから。
ニュージーランドドル/円の値幅が約1円。
ポンド/円が同2円程度。
決して、大きくはないけれども。
不気味な幅だなあ。
統計に明らかなのですが。
ドルで見た、今次の「超」円安。
70円台から、アッという間の120円台。
夢にまで見た円安が。
輸出を大層推進させているわけではない。
円が物凄く安くなった割には、輸出が伸びない。
これこそ、病根。
「超」円高時代に、海外生産を決めた企業多く出ましたからね。
その「円安」。
それが今度は、私たちの購買力を蝕む。
アベノミクス云々は、どうでもいいのですが。
円安の水準と弊害。
これは大きいと言わざるを得ない、2015年の新春ですよ。
久々のテレビ朝日、報道ステーション。
今年これから値上げ予定の品目を紹介していました。
カレーの素、冷凍食品、チョコアイス等々。
食用油もですか。
いやはや。
為替レートや株式市場より。
足元の生活物資がヒタヒタと値を上げていくのか。
吉野家の牛丼並盛も、280円だったのが380円ですか。
円高時代、給与はどんどん下げられたが。
物価、とくに生活必需品も競って値を下げた。
舶来品つまり輸入品を、円高で安く購入できた。
「景気」を考えれば、デフレーション退治の必要は理解するが。
2015年1月、このままでは生活は苦しくなるばかり。
住宅ローンを考えれば、更にね。
このジワジワ物品値上げ。
生活必需品が、挙って値上げすれば。
逃げ場のない我々としては、それでも買うしかない。
足並みが揃っていなければね、安いところで買うのですが。
ついこの間まで、競って値を下げてくれたメーカーさん、販売店さん。
それが、ジワリジワリと値上げに向かう。
その動きこそ、不気味です。
年2%の物価上昇率が「易々と」達成されて。
景気の回復基調が日銀金融政策決定会合で確認されれば。
日銀、満を持しての「利上げ」開始、ということになります。
日銀の利上げ、住宅ローン変動金利と直結しますからね。
各金融機関の「金利優遇幅」も物価上昇とリンクして縮小するでしょう。
あな、恐ろし。
足元で進行するかの物品値上げ。
これを注視しなくては、いけなかったのですね。
生活の味方、そして「住宅ローン変動金利」の味方が、原油安。
原油価格の動向にも注視。
米国シェールガス関連とOPEC(石油輸出国機構)の動き。
いやいや。
私、住宅ローン変動金利の春は長し、と見るものですが。
油断は禁物。
2015年1月。
目を凝らしますよ。
それではまた、お会いしましょう。