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住宅ローンリアル体験レポート2016

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2012住宅ローンと2月欧州債務危機


 住宅ローンマスターです。

 週末が雪模様の1月22日。
 本日は、日曜日です。

 先週、2012年の1月中盤。
 世界の株式は、軒並み上昇。

 20日(金曜日)の、NY株式市場ダウ工業株30種平均は4日続伸。
 終値、前日比96ドル50セント(0.8%)高。 
 なんと、1万2720ドル48セント。
 昨年2011年の7月21日以来、約半年振りの高値でした。

 1月16日(月)から20日(金)の一週間。
 世界の株式市場週間株価上昇率を見てみれば。
 ブラジル、5.3%。
 ドイツ、4.1%。
 フランス、3.9%。
 中国(上海)、3.2%。
 日本(日経平均)、3.1%。
 そして、米NYダウ平均、2.4%。
 英国、1.7%。

 NYダウ平均は、3週連続の上昇。
 元気のない本邦、日経平均株価も2週連続の週間株価上昇となっております。

 昨年、2011年はね。
 欧州株価、軒並み2ケタ以上の下げでしたが。

 ここへ来て、復調の兆しか。

 米格付け会社S&Pのユーロ圏各国格下げが先々週の末。
 その影響が先週どう現れるかと思いきや。

 フランス国債やスペイン国債の入札が順調に消化され。
 欧州支援に向けた国際通貨基金(IMF)による融資枠の増強も伝わって。

 蓋を開ければ、「爆上げ」とも呼べそうな欧州株式市場の一週間。
 独仏そして伊の株価指数は、週間で約4%の上昇でした。

 米国はね。
 もはやIT業界の「老舗」マイクロソフトや「超老舗」IBM。
 そんな大御所企業の2011年10月〜12月期決算がそろって市場予想を上回り。

 また、雇用や住宅関連の経済指標も事前予想を超える結果に。
 幅広い「買い」が。
 そりゃ入りますわな。


 先週、1月第3週。
 私、株式そして為替。
 歴史的な「大乱調」、いや「大暴落」すら予想していたのですがね。

 全くの肩透かし。
 どころか、真逆の展開。
 すなわち、株式市場の復調や鮮明。
 為替は、円が売られる全面円安。
 ドルすら対円で持直す。

 不気味です。

 そもそも、欧州主要国の国債入札が順調に推移。
 2011年末、不用意に国債が売り倒された反動か。

 米国、経済指標も結果順調。

 年末来、微妙な上下動を繰返していた株式NY市場。
 そして外国為替市場。
 2012年、1月中盤をもって。
 上抜けていくのか。
 相場転換か。

 日本の長期金利。
 新発十年物国債利回りですがね。
 1月20日(金曜日)終値、0.985%。
 前日比、0.015%のプラスです。

 この期に及んでも、0.9%台をキープ。

 今週、2012年1月第4週。
 日本株が買われて、国債が売られれば長期金利も上昇するのだが。

 2012年1月20日を終わって。
 日本株が高い割りに、国債が売られていません。

 住宅ローン固定金利に連動する長期金利、十年物国債利回り。

 2012年、1月第4週以降。
 長期金利は、1.000%を超えるのか否か。
 そして、1.000%を超えるなら、その動き。
 どこまで、継続するのか。


 いやあ。
 それにしても、「不気味」で不可思議な動きですよ。
 世界株式の上昇と為替の円安。
 そして、それでも現時点の長期金利の低水準。

 ギリシャ国債の債務減免問題。
 ギリシャの債務問題を巡っては、ですよ。
 ユーロ圏諸国と欧州中央銀行(ECB)そして国際通貨基金(IMF)。
 この3者による公的支援とは別に、民間債権者が支援協力に大きく関与します。

 それこそ、名付けてPSI(プライベート・セクター・インボルブメント)。
 国際金融協会(IIF)が銀行などの民間債権者を代表してギ政府と交渉にあたる。

 これが、やはり難航中。
 支援額の上乗せは避けられない状況。

 民間債権者の負担率。
 当初は元本の50%と予定されていたが。
 現在、実質的に60%〜70%へ達する模様。

 何と言っても苦しいギリシャの台所事情。
 2011年のギリシャ財政赤字はGDPの9.6%にも上る見通しだそうな。

 これ、すなわちギリシャの景気悪化。
 昨年11月段階では、同GDP9.0%の予測だったそうだが。
 景気悪化の波で、それすら後退。
 悪夢の10%へ大接近ですよ。

 つまりはね。
 ギリシャを救うには、事前予想を上回る大規模な民間(銀行)の「痛み」が伴う。

 一方。
 民間債権者(銀行)の「痛み」を要請するのが、欧州「唯一の」経済大国ドイツ。
 いわば、ドイツの思惑で民間債権者(銀行)の「痛み」が増す構図だ。

 何と言っても、我がままドイツ。
 自国好経済がユーロ安によるものだという事実を棚に上げて。
 ひたすら、ユーロ圏債務国へ財政規律のみを求めて。
 自国税金を投入する「公的支援」を拒む。

 その「ツケ」が、民間債権者たる民間銀行へ回ってきている。
 その民間銀行。
 ギリシャに倒れられては、債権全体が紙クズになる大惨事。
 数割でも戻ってくればいいや、と相次ぐ譲歩。

 しかし、どこまで譲歩が出来るのやら。

 不透明な、ギリシャの民間支援。
 況や、公的支援をや。

 誰しも考えますがね。
 今の欧州債務危機問題。

 根本的な問題は、何ら解決はしていない。
 しかし。
 欧州中央銀行ドラギ総裁のマジックともいえる手際。
 昨年12月12日、期間3年に延長しての低利での資金供給。
 ECB(欧州中央銀行)。
 4891億ユーロにも上る資金を、欧州の主要銀行へ融資する大盤振る舞い。
 日米の中央銀行もドル資金供給拡充で欧州の銀行を支えた。

 これが、まあ効いていますよ。
 年明けて、2012年1月もね。

 しかし、誰が見ても。
 これは「時間稼ぎ」の一手。

 しかし、同時に。
 この「時間稼ぎ」のおかげで欧州株式が上昇を続ければ。
 そして、景気全体が上向けば。

 そもそもの、債務国支援を大いに支えることとなります。

 どうでるのか、世界景気の方向。

 それでも、私。
 2012年1月第4週を迎えても。
 悲観論を信奉するのです。

 足元の株高に水を差すようで、恐縮なのですがね。

 状況を注視しますよ。
 何だか、どこかの政治家の表現みたいで。
 重ねて、恐縮しますが。

 しかし、あまりに「現実の」危機を無視しているかの株高そして円全面安。

 それではまた、お会いしましょう。
 



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