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住宅ローンリアル体験レポート2016

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2012への国債問題2011の住宅ローン


 住宅ローンマスターです。

 2011年。
 気付けば、師走の12月。
 あれよあれよと、12月4日の日曜日。

 思えば、2007年。
 「サブプライムローン」という言葉が、日本の世相を喧しくしたが。
 これすなわち、アメリカ住宅バブルを象徴する事象。

 先代のアメリカ「中央銀行」FRB議長が先導した「超金融緩和」。
 それで溢れ出した市中のマネーが住宅市場へ流れ込んだ。
 当初数年間は、信じられない低金利で低所得者層へ住宅ローンを融資。
 数年後、金利が跳ね上がり住宅ローン返済が滞る。
 そして、住宅ローンは次々と「不良債権」化する図式だ。

 当時の、「信じられない」当初数年間の住宅ローン金利。
 1.2%前後だったと言われていますよ。

 当初数年間の住宅ローン金利が1.2%。

 2011年も押し迫った12月。
 2011年12月の我が日本国。
 12月本邦住宅ローン適用金利は。

 いやはや。
 住宅ローン変動金利で見ますとね。
 0.875%。
 2011年12月住宅ローン変動金利。
 0.875%時代へ突入ですよ。
 全く、もう。

 三菱東京UFJ銀行などメガバンク。
 そして都市銀行など 大手金融機関。
 その「住宅ローン店頭基準変動金利」が、概ね共通に2.475%。
 それを大幅な「金利優遇」をして、マイナス1.6%。
 それで。
 住宅ローン変動金利が、「0.875%」と相成るワケですよ。


 本当に、いやはや。
 と言うのもね。
 2011年12月適用の住宅ローン金利。
 私もう、吃驚を通り越して、口が塞がらないくらいです。

 だって。
 日本最大のメガバンク。
 三菱東京UFJ銀行の住宅ローン「優遇後」変動金利。
 0.875%〜と設定しています。
 2011年12月適用金利ですよ。

 みずほ銀行の「借換え」住宅ローンも変動金利0.875%。
 三井住友銀行とりそな銀行が、0.975%。

 信託銀行。
 住友信託と中央三井信託が揃って、0.875%。

 信託銀行は、ともかくもね。
 日本のメガバンク。
 住宅ローンへの取り組み、必ずしも本腰が入っていないように見えた。
 2011年中盤まではね。
 住宅ローンの金利を見れば、明らかでしたよ。

 中で、みずほ銀行の「借換え」専用住宅ローンが頑張っていたぐらい。
 それが、三菱東京UFJ銀行。
 「大御所」が遂に動き出した感あり。

 そもそもね。
 巷間よく言われることだが。
 大手に限らず、市中銀行。
 「優良な」借り手を絞り込む動きが加速中。
 つまりは、融資基準を厳格化して不良債権リスクを軽減するのに必死。

 世界的な、金融機関の資本増強と資産の健全化の動きですよ。

 ギリシャ国債に端を発した、欧州ユーロ圏国債危機。
 ギリシャ国債デフォールト(返済不能)のみなら、いざ知らず。
 ギリシャ国債返済義務不履行懸念が、スペインそしてイタリア国債まで影響する。
 2011年11月中旬。
 イタリア国債利回りが、7%台へ。
 これ、債務不履行へのギリシャとの連想で、投機筋が動いたもの。
 欧州中央銀行(ECB)が恐ろしい形相で一人、買い支える図。

 いやいや、どうも。
 イタリア国債が不履行となれば、同国債を多く所有する金融機関はどうなる。
 つまりは。
 イタリア始め、スペイン、ポルトガル。
 所謂、南欧ユーロ国国債が毀損すれば、その影響たるや計り知れない。
 ユーロ圏の存続が問われる規模の危機ですよ。

 2011年10月下旬。
 それまでの、欧州金融機関への「甘い」ストレステスト。
 その反省から、金融機関「自己資本」の定義と数量の厳格化。
 すなわち、中核的自己資本を普通株と内部留保に限定。

 つまりは、優先株などを排して、保有株式は普通株のみ。
 加えて、保有する現金(内部留保)のみを安定した「資本」と認定した。

 欧州は、必死ですよ。
 ユーロ「体制」が崩れれば、ヨーロッパ統一を夢見た欧州経済圏が瓦解する。

 共同体としての欧州が必死なら、欧州金融機関も必死だ。

 そこで。
 資本増強は、謂わば「上から」の「お達し」。
 「資本」を体力とするなら。
 「資産」の健全化は、自らの健康問題。
 健康を損なう「不良資産=不良債権」は、是非とも避けたいもの。

 つまりは、融資に慎重にならざるを得ない。
 この「欧州金融機関」モデル。
 日米の金融機関も国際競争力を考えれば目指すところは、同じくなる。
 融資の厳格化、すなわち貸し渋り。
 そして内部留保の増大確保です。


 2011年の12月。
 日本国債の利回りも、欧州国国債の危機を受けて若干上昇。
 1.00%を超えた水準。

 しかして、住宅ローン金利。
 変動金利の優遇、先に見たとおり隆盛を極めてマイナス1.6%は当たり前。
 住宅ローン変動金利、2011年12月適用0.875%時代。

 因みに、嘆いても詮無い事なのですがね。
 私の住宅ローン。
 数年前の借換えで、「優遇」金利1.075%ですよ。

 2011年、12月の適用金利。
 黄金の0.875%住宅ローンが叢生する現在。
 ちょっと悔しくは、ありますがね。
 さすがに、また借換える気はありません。

 話は、戻りますが。
 邦銀メガバンクが住宅ローンに本腰を入れ始めた2011年後半。
 2012年も、この流れは継続する筈です。

 だって、欧州ユーロ危機は2012年以降が正念場。
 これは、構造的な問題ですから一朝一夕には解決を見ない。
 ユーロという、システムの問題です。

 「一人勝ち」のドイツ。
 経済力2番手ながら、ドイツほど磐石ではないと見られるフランス経済。
 3番手のイタリアは、欧州共同体成立以前からの「問題児」。

 どこまで自国の利害を譲って歩み寄れるのか。
 そして、欧州の危機は世界の危機だ。
 日米は、もとより。
 欧州貿易の割合が多い、中国など「新興」経済大国国にも危機は直撃する。

 住宅ローンのみを見れば、いや「診れば」と言った方がいいかもしれないが。
 日本の住宅ローン金利は、低値で安定。
 金融機関の「企業努力」で、更なる低金利すら有得る状況。

 それが、ズルズルと続く気がしてならない。
 住宅ローン金利の低下傾向、すなわち景気低迷ですよ。
 まさに、痛し痒し。

 金曜日の米雇用統計。
 「劇的」ともとれる、失業率の改善でしたがね。
 これ、数字の綾だとの指摘があります。
 つまり。
 雇用を諦めた人々の数が、あまりに多く。
 「分母」が減ったことによる雇用率の上昇、そして失業率の低下だと。

 2011年から2012年、いやそれ以降も。
 世界経済危機の震源地は欧州。
 欧州通貨、ユーロ。

 世界の「動き」から目が離せません。

 それではまた、お会いしましょう。
 



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