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住宅ローンリアル体験レポート2016

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住宅ローン2008米FOMC金利下げ

 住宅ローンマスターでございます。

 混迷を極めるであろう2008年を目前に控え、どうにか生きております。

 日本時間本日12日未明。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%追加利下げ決定。

 つまり最重要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引下げたのです。

 これでFF誘導目標が4.25%。

 ちなみに公定歩合も、0.25%引き下げ4.75%としました。

 「FF金利」というのは、日本の「無担保コール翌日物金利」に相当します。
 つまり、市中銀行間で短期(1日)資金を貸し借りする際の金利です。

 短期資金の需要は、なぜ生ずるのか。

 市中銀行(民間の銀行)は規定額の準備金を、「中央銀行」へ預けなければなりません。
 (この「準備金」、米国では「フェデラルファンド(FF)」と呼ばれます。)
 市中銀行が一日の取引を終える時、この「準備金」が不足した場合。
 その銀行は「規定額」に達するよう、他行から「準備金」用の資金を借入れる必要がある。

 その際。
 「無担保で翌日返す」条件で設定される金利が「FF金利」であり「無担保コール翌日物金利」です。

 「準備金」のための、この「資金」。
 その「金利」実行は、「中央銀行」が「命令」するのではありません。
 「中央銀行」が行う「公開市場操作」をとおして、「誘導」するのですよ。

 「中央銀行」が市中銀行から国債等を買う、または売るという行為が「公開市場操作」です。

 「中央銀行」が国債を買えば代金が市中銀行へ行き「準備金」不足による借入れ需要がなくなる。
 つまり、市中銀行間「貸し借り金利」(FF/無担保コール翌日物金利)が下がります。

 売る場合は、逆に「貸し借り」金利が上がる。

 これが「金利」を、例えば法的に強制するのではなく「誘導」するしくみです。

 一方、市中銀行が「資金」を「中央銀行」から借りる際の金利が「公定歩合」。

 市中銀行同士での貸し借りが手詰まりになった場合の、いわば「最後の」手段です。

 だから、通常「FF」あるいは「無担保コール翌日物」金利より高い。

 話は長くなりましたが12月11日、米FOMC。
 その「FF]金利を年4.50%から4.25%。
 「公定歩合」を5.0%から4.75%。
 それぞれ、0.25%ずつ引下げたわけです。


 米株式市場は、即座に否定的な反応を示しましたよ。

 ダウ工業平均、前日比294ドル安でした。

 市場は、特に「公定歩合」の0.5%利下げを期待していましたから、「失望」したわけです。

 FOMCの0.25%利下げ。
 0.5%の場合と比べ、0.25%の「余地」(フリーハンド)を残したと見ることが出来るが。

 評者たちの見方も、「賛否両論」。

 私は、「0.25%」では「焼け石に水」とみますが。
 インフレを懸念して「利下げ」を小出しにしている場合じゃないだろう、と。

 そして、12日(水)日本時間23:30入ってきたニュース。

 「日米欧の5つの「中央銀行」、協調して市場に資金を供給していくことを確認。」

 どうですかねえ。
 今のところ、NY株式市場は前日比上昇してます。

 一方、バーナンキFRB議長は「0.25%利下げ」にあたっての声明で「景気後退懸念」を表明。

 どうなるのかねえ。

 私、2008年の更なる「利下げ」を見ないと、楽観出来ないのですがねえ。


     《 本日のポイント 》

  ☆ 12月12日FOMCの「FF」そして「公定歩合」の0.25%利下げは賛否両論。

  ☆ 「0.25%利下げ」は、少なくとも「信用不安」回復の決定打とはならない。

  ☆ 日・米・欧「中央銀行」による市場への資金供給協調アピールも影響力は未知数だろう。

  ☆ 2008年の「金利動向」について、全く予断を許さない状況に変わりない。

 次々と、手は打たれています。

 しかし、その一つひとつが如何ほどの有効性をもち得るか。

 14日には「日銀短観」が発表されます。

 変動でも長期固定でも、住宅ローン金利動向を占う上で、足元の「景気」判断は重要な指標です。

 サブプライムローンの目に見えない「呪い」が、どれだけ「景気」を蝕むのか。

 繰り返しますが私は、非楽観派です。

 私の見立て違いなら、いいのですが。

 それではまた、お会いしましょう。



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