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住宅ローンリアル体験レポート2016

2011秒読住宅ローン展望と金利動向A

 
 住宅ローンマスターです。

 2010年の年末12月。
 19日の日曜日も、麗かな空。
 日の光が有難いことよ。

 寝ぼけ眼で、日曜日の朝。
 いや、昼過ぎの日差しの中で日本経済新聞の朝刊1面を見ますとね。

 その左面に、「雲間のぞく日本経済(上)」。
 新連載のコラムですか。

 ふむふむ。
 なるほど。
 NYダウ工業株平均株価が17日(金)終値で1万1491,91ドル。
 1万1500ドルに迫る勢いなのは、知っていたけれど。

 12月に入ってから、4%超えの上昇ですか。

 私がビックリしたのはね。
 この株式市場の悲観論後退と連動して「個人消費も息を吹返している」こと。
 アメリカの消費が回復しているですと。

 インターネット通販のクリスマス商戦始まりを告げる11月29日。
 販売額は、初めて10億ドルを突破した、とのことですよ。

 翌週の12月6日も好調。
 過去2番目の約9.4億ドルの売上げだそうだ。

 米個人消費。
 同コラムの表現を借りれば「敏感」に、株価動向に反応しているのですねえ。

 確かにね。
 12月17日。
 米国では、富裕層を含む大型減税と失業保険給付延長の法案が成立。
 オバマ大統領の、共和党に対する「譲歩」の産物ですがね。
 これで、米政府は10年間で70兆円超の財政出動に踏み切ったことになる。

 一方、FRB(米連邦準備理事会)。
 11月3日に50兆円いや実質それ以上の規模で量的緩和を進める。

 翻って、我が日本。
 2009年春先を底にして、2010年。
 つい先頃まで、緩やかな回復基調に乗っていました。

 足元での足踏みも、すべてが外需次第。
 中国そして他の新興国の需要に、体ごと預けっぱなしだ。

 そうそう。
 新興国ではないが、先日17日のやはり日本経済新聞の朝刊、3面。
 彼のアメリカは、アップル社。
 アップルのスマートフォンに使用する、中小型液晶パネルですがね。
 微細な映像を映し出すため、テレビパネル以上の技術が要求されるものです。
 それをアップルへ供給するため、シャープが中小型液晶工場を新設するという。

 いやあ。
 液晶のシャープ。
 亀山第1工場の敷地に、中小型液晶パネルを新設するそうな。
 亀山第1工場と言えば、2004年テレビパネル用に華々しく生産を開始。
 それが早くも2009年、シャープは中国電機メーカーにその生産設備を売却。
 その敷地で、今度は中小型液晶パネルの生産かあ。

 投資額は、約1000億円。
 その大半は、アップル社が負担するそうですよ。
 歴史を感じるなあ。

 話が逸れましたが。
 2011年へ向けて。
 明日の需要が眠るのは、新興国ばかりではない。
 米国の先端「危機」じゃない、「機器」も需要を喚起するパワーが残っている。

 しかして、日本。
 いずれにせよ日本は、その恩恵に与るタイミングを計ることしか手がないのか。


 日本経済は、足元で足踏み。
 2011年へ向けて、脆弱さが懸念される。
 ひとり政治のせいにしても、何も始まらないのは承知。
 しかし、子ども手当てなどバラ撒きに終始する様は、目を覆うばかりの惨状だ。

 菅総理の「英断」で法人税5%減税を決めたのは結構ですがね。
 その財源となると、心許無いばかりです。

 まさに、寒いばかりの2010年師走の日本経済模様。
 「住宅ローン優遇」ばかりが、目立って健闘しているように見えてしまいますよ。

 前回俯瞰した、2010年12月適用の「有利な」住宅ローン優遇金利動向。

 @ ろうきん。
 A 住信SBIネット銀行。
 B 横浜銀行。

 私はね。
 偉そうな事を申し上げますが2011年も住宅ローンは変動金利が有利と信じます。
 住宅ローン固定金利が連動するのが、長期金利すなわち新発十年物国債利回り。
 直近で同国債の利回りは1.20%前後の値動き。
 超金融緩和策による景気悲観論の後退とともに、アメリカ国債の利回りは上昇。
 連れだって、日本の国債利回りも上昇基調が予想されます。

 つまり。
 多少の「乱高下」はあっても、住宅ローン固定金利が劇的に下がる状況でもない。

 一方、住宅ローン変動金利が連動する日銀政策金利。
 つまり、短期金利(無担保コール翌日物)誘導目標。
 それが0%〜0.01%という、事実上ゼロの現在。

 それに加えて、日銀が明言した「時間軸効果」。
 つまり一定程度の物価上昇が確認されるまでゼロ金利が継続されます。

 強固なデフレーションに見舞われて久しい現在。
 2011年中に、一定の物価上昇反転が発生するか。
 蓋然性としては、有得なくはない。
 しかし、物価上昇が継続するとなると、その可能性は著しく低い。

 1999年。
 当時の速水日銀総裁による事実上のゼロ金利政策(当時史上最低の0.15%)。
 それが、2000年。
 ITバブル景気でゼロ金利は解除。
 当時も、政府筋を中心に時期尚早の声が大きかったが、日銀が反対論を押切った。
 それが、2001年。
 ITバブルが崩壊するや、ゼロ金利を復活させました。

 歴史はみずからを繰返す。
 2011年以降も、病膏肓に入るであろう日本経済。
 元凶のデフレーションを政府そして日銀が、簡単に退治出来るとは思えない。

 それで、私。
 少なくとも今後、数年。
 はっきり申せば、今後も10年単位でのデフレーションを考えてしまう。
 それで、2011年も住宅ローンは変動金利。
 しかも、2011年の3月適用までは優遇条件も更に良くなるのではないかと。
 少なくともね。


 話を戻して、ろうきん。
 中央労働金庫です。

 ろうきんHPを見ると、やはり住宅ローン変動金利が最低で0.85%。
 何度見ても、魂消るばかりの数字です。

 店頭基準金利がね、他行と同じく住宅ローン変動金利2.475%。
 そこから、最大で1.625%マイナスの金利優遇キャンペーン、てなことです。

 給与振込みや公共料金自動支払い、財形貯蓄やインターネットバンキングなど。
 それらにプラス、長期優良住宅やらオール電化またはガス省エネ住宅。
 また、扶養家族2人以上に65歳以上の高齢者同居。
 そんな、あれやこれや。
 そこから、たった3項目が合致していれば、金利1.25%マイナス優遇。

 さらに、雑駁な言い方ですが労働組合員であれば、更に0.15%マイナス。
 加えて、今回(2010年10月から)生活応援引下げとして0.225%。
 総計で、マイナス1.625%金利優遇となったわけでした。

 詳しくは、ろうきんHPで要確認ですよ。


 まさに、「究極」とも言える、ろうきんの住宅ローン変動金利優遇。

 ポイントは、他の大手金融機関(既存銀行)と同じ「店頭基準金利」。
 つまり、他行と同じ店頭基準金利からの「マイナス金利優遇」であることです。

 他行と同じ「基準金利」からの大型金利優遇(1.625%)だから意味がある。

 というのはね。
 かの、ネット金融界の雄、住信SBIネット銀行。
 変動金利住宅ローンで2010年12月適用金利が1%切りの0.975%。
 同行は、「3大疾病保障特約付き団体信用生命保険」が保険料無料(銀行負担)。
 これ、金利分にして0.3%に匹敵します。
 だから、健康が不安な向きには実質0.675%の金利とも読み替えられる好条件。

 しかし、住信SBIネット銀行。
 一抹の「不安」を申せば、その(店頭)基準金利です。
 店舗を持たないのが「ネット」銀行。
 ですから、「店頭」金利と言うのはおかしいですがね。
 ともかく、住信SBIネット銀行の場合、その(店頭)基準金利が2.775%。
 そこからの「マイナス1.8%金利優遇」と謳っているワケです。

 大手既存銀行の場合、良かれ悪しかれ「横並び」意識に縛られる。
 だから、どの銀行も都市銀行であれ地方銀行であれ。
 店頭基準金利の「基本」は、2010年12月適用も、2.475%。

 それが、ネット銀行の場合、個々にバラバラの設定なのです。

 それは、何を意味するか。
 毎月の住宅ローン適用金利。
 よく言えば「機動的に」、悪く言えば「恣意的に」、基準金利が決められる訳です。

 「優遇金利幅」は、住宅ローン契約締結時に固定されますが。
 変動金利であれば、基準金利の変動で優遇金利幅は変わらずとも金利は変動する。
 それが「変動金利」なのですから、当たり前ですけれどもね。

 横並びの既存銀行なら、顧客に不利な「基準」を勝手に設定するのは無理だろう。
 しかし、ネット銀行や如何に。
 ソニー銀行の如く、毎月の適用金利を仔細に検討し決定するのがネット銀行の使命。

 しかして、住宅ローン。
 ネット銀行特有の機動性が、優遇金利利用者にとって不利に作用することも有得る。
 基準金利が「簡単に」不利な方向へ(高く)動いてしまうならね。

 店頭での人件費が不要な分、ネット銀行は利用者に「安い」融資条件を提供出来る。
 相対での交渉も、出来ないのですがね。

 そして、ネット銀行。
 独自の営業努力で有利な金利を提示してくれるのだが。
 その金利など独自の設定であるだけに、恣意性つまり不透明な部分が付いてまわる。

 諸刃の剣といったところか。

 ローリスク・ローリターンの大手銀行。
 ハイリスク・ハイリターンのネット銀行。
 などとは、申しませんがね。
 各ネット銀行の住宅ローン、十分に信頼出来ると思いますし営業努力を感じます。

 ただ、(店頭)基準金利の設定に違いがあることだけ強調したいと思います。

 それではまた、お会いしましょう。
 



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