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住宅ローンリアル体験レポート2016

2010秋住宅ローン金利動向と為替介入

 
 
 住宅ローンマスターです。

 2010年、秋の気配は遠からずか。

 と、突然の嵐。
 いや、恵みの雨の如く降り注いだものがある。

 ビックリしたなあ、もう。
 2010年の最大イベントかも知れませんよ。

 9月15日、第3週中盤の水曜日。
 外国為替東京市場。
 午前10:30。
 突如の円売り攻勢。

 その正体こそ、日本国財務省野田佳彦大臣が日銀に指示した単独為替介入。

 いやあ。
 単独円売り介入とはね。

 民主党代表選挙で菅代表が再選。
 為替介入に積極的とされる小沢氏が敗れたことで、為替市場は円高昂進。
 9月15日の朝。
 東京市場開場からほどなく、ドル/円レートは83円を割り82.86円。

 午前10:30、多量の円売りの中11:00前には野田大臣が記者会見。
 日本財務当局の単独円売り介入を高らかに発表した。

 私、恥ずかしながら、その予感すら察知出来ませんでした。
 新政権が、かくも早く動くとはね。

 その後、東京市場に続いてロンドンそしてNY市場でも介入を続行。
 当局は明らかにしませんが。
 15日(NY時間含む)だけで、その介入規模およそ2兆円だとか。

 いやあ、本当に魂消たわい。
 やれば、出来るじゃないの。
 しかも日本財務当局、ロンドンでそしてNY市場で介入を続行。
 その後の介入に怯えた投機筋は、円を買うもままならず、円安継続。
 急速な円安は遂に、対ドルで85円台まで達した。

 まあ、サプライズ効果なのですがね。
 一定のインパクトは確実にありました。

 思えば、残暑も盛りの8月10日以降。
 ドル/円86円付近から更なる円高トレンド。
 9月10日までには、既に同84円を割っていたのでしたね。

 確かに、道のりは遠いですよ。
 日本企業の想定為替レート。
 多くが、対ドル90円付近なのではないですかね。

 1日の為替介入効果で約2円戻しても、同85円台。
 90円に乗せるのは、まだ夢の夢か。

 日本財務当局による前回の為替介入が2004年1月〜3月。
 テーラー・溝口介入と呼ばれる。
 当時の財務官溝口氏が米ブライアン・テイラー財務次官と策を練ったとか。
 いや、正確には違う。
 テーラー財務次官の考える筋書きで、専ら事が運んだそうな。

 このテーラー・溝口介入。
 結局30兆円を超える規模の大型介入となった訳ですが。

 今回、2010年9月15日の円売り介入。
 1日だけで2兆円規模だとすれば。
 今後も「断固とした姿勢」で行われることが明言された今次の円売り介入。
 6年半前のテーラー・溝口介入に匹敵するか。
 いや、それをも凌駕する大型介入となるのだろうか。


 一説には1500兆円規模と言われる2010年現在の為替市場。
 個人も含め世界の投資家、そしてその資金から生成されるファンド。
 リーマン・ショックの深手も何のその。
 世界のホットマネーは死なず、ただ集散を繰り返すのみ。

 2004年と比べても、為替の市場規模は再び肥大の一途。
 一国のみの為替介入の効果たるや、大海の一滴にしかず。
 先般のスイス中銀の為替介入を見よ。
 市場に対するさしたる効果、影響すらも軽微。
 などと、見ていた私ですから。
 1日だけといえ都合2円も円高を押下げた今回の円売り介入効果に驚いた。

 取り敢えずは、日本財務当局。
 緒戦は勝利したと、言えるのではないか。
 久々、日本政府の見事な手綱捌きを目にした気がしますよ。
 何より、サプライズに足るタイミングが絶妙。
 菅氏代表選挙当選の直後というのが、何ともサプライズでしたもの。

 当局は、米欧と水面下で事前の了承を得るべく交渉。
 少なくとも政府として介入の非難をしないとの了解を取っていた模様です。
 根回し、ですか。
 日本政府が、あくまで為替介入を効果的に続ける環境を整えたワケだ。

 遅きに失したか否かは、後に歴史が明らかにするところでしょうがね。
 とにかく、現在。
 日本政府としても、望外の盛夏いや成果を前に安堵したのではないか。

 私など、所詮NY市場で半戻しだろうと予想しましたものね。
 いやいや、外れましたよ。
 逆に、ドル/円86円にも届くかの勢い。
 追加介入に怯える敏感な円高ファンドの動きさながら、といったところか。

 まさに、青天の霹靂。
 2010年9月中盤、本来なら秋口のはずなのですが。
 夏の盛りが続くかの如き、猛暑の空。
 俄かに掻き曇り、大粒の雨降り落ちる。
 荒れる空に等しき、15日以降の為替市場となることでしょう。

 それでも私、個人的には揺戻しを考えますよ。
 早晩のね。
 しかし、その都度の追加介入。

 その効果を何時、市場が見切ることになるのか。
 内外の専門家、エコノミストの多くが今回の単独為替介入の効果を疑問視。
 1週間もすれば相場は元の基調に戻るだろうという見立てすら、散見する。

 レンジ相場には、なるでしょう。
 その間、為替の利鞘も稼げそうだ。
 FX戦士の方々はね。
 それ以前に、サプライズ為替介入による円安で大損の諸氏も多かろう。
 アルゴリズムの自動取引なぞでは、対処出来なかったでしょうから。

 いずれにせよ。
 米欧が自国通貨を安く留めて置きたいのが、2010年現在の現状。
 その中でどこまで円売り介入を続け円安を演出、その基調を醸成出来るか。

 日本政府の面目躍如、といきたいところです。
 円を売り、市場に円をバラ撒けば、すなわちインフレーション圧力の発生。
 デフレを封じ込めることにもなるのですからね。

 住宅ローンの金利は上昇して、返済負担は増えてしまいますがね。
 それより何より、家計の収入増。
 企業が安定して成長し、雇用が守られ俸給がアップすることが先決問題だ。

 そんな実感が強い、現在の私です。
 住宅ローンのサイトで金利上昇を容認する言を弄ぶのも、変な話ですがね。

 逆に考えれば、それほどインフレの蓋然性が低いということ。
 インフレの恐怖など、もはや忘れてしまいましたよ。


 そうそう。
 前回記事の続きでした。
 バブル後の1990年代の中盤。
 消費税が3%から5%に上昇する前の、駆込み住宅購入でした。

 億ションが値下がりして7千万円台になったとかね。
 眺めの良い最上階のモデルルームに案内されて。
 庶民の手に夢が降りてくるような時代の予感がしましたっけ。

 今と違うのはね。
 給料が下がったり、ましてや解雇の不安など皆無だった気がするのですよ。
 当時が今と決定的に異なる点です。

 バブルが弾けたことを実感したのが91年頃。
 だが10年もすれば再び景気は過熱するだろう。
 そう漠然と感じていた。

 だからこそ。
 なけなしの貯金を全て頭金にして、身の丈を超える額の住宅購入を決めた。
 固定金利の住宅ローンを住宅金融公庫と助成公社で組んでね。
 金利は、それぞれ3.5%と3.75%でしたか。

 驚いたのはね。
 一年しないうちに、私のマンションの一室が売りに出されている。
 目を疑いましたよ。
 その価格にね。
 ほぼ、半額でした。
 一年もしないうちに、半額ですよ。

 当時のマンションはね。
 各戸の間取りや価格を前戸分載せ全体の俯瞰図も含む立派な冊子があった。
 それを見ながらあの部屋がいい、この部屋を希望しようなどと考えに耽る。

 今では信じられませんがね。
 あの頃、ちょっとしたマンションなら抽選は当たり前。
 それも、数倍ではなく数十倍というのもザラ。
 買う、のではなく「売ってもらう」状況です。

 倍率が高いことが、その物件の優良さを示すバロメーターとなるのですよ。
 だから、買えたことが決まった時。
 何とも言えない嬉しさがあったなあ。

 その同じマンションの部屋が、一年も経たず売りに出されている。
 各戸とも、かなりの高倍率で購入された筈なのにね。
 で、唖然とした。

 そして冊子を見れば、その住戸の価格が分かる。
 その価格差に、二度唖然そして悄然となったワケですよ。

 縁とは不思議なものでねえ。
 唖然としたところで、仕様がない。
 住めば都と、言えなくもない。
 人の繋がりも出来ますしね。
 同じ年代の方も多くてね。
 友人付合いも、させてもらうようになる。

 雨の日など、駅までの道が億劫だったり。
 日用品が何でも揃う商店街やスーパーなどが、少々遠かったりしても。
 このまま、ここで住宅ローン完済まで住むのかなあ、なんて。
 そう、漠然と考えていましたっけ。

 そんな、ある日。
 別の新築マンションを勧められたのですよ。
 飛込みの営業の方にね。

 普通なら、話も聞きませんよね。
 それが、瀟洒なマンションギャラリーでFPの無料講演があるという。
 FP、ファイナンシャルプランナーです。
 それから、税務相談も無料。
 まあ、無料に弱い私ですがね。
 何か、良い雰囲気、匂いのようなものかも知れませんがね。
 そんな漠然としたものだけれど、何かを感じたのかな。
 休日に夫婦で出掛けたのですよ、そのマンションギャラリーとやらに。

 私が一発で参ってしまいました。
 モデルルームの全てにね。
 私が買える価格ではないですよ。
 でも、間取りから細部に至るまで全て。
 そして、色彩から採光、全体の調和まで。
 何故だか分からないのですが、文字通りその全てがいいと思えた。

 思えばね。
 今まで見てきたマンションのモデルルーム。
 気になるところの方が多かった。
 購入を決めた最初のマンションは、悪くはなかったですよ。
 でも、今思えば消去法での選択だったと言えなくもない。
 少なくとも、特に惹かれたところはなかった。

 そのマンションは違いましたよ。
 たかが、プレハブ構造簡易鉄骨内部のモデルルームなのですがね。
 明日からでも、即住みたくなる生活してみたくなる、そんな感覚。

 強いて言えば、億ション紛いモデルルームでの感触と近い感じかな。
 手の届くところに見える、「夢」のような。

 毎週のように通いましたよ、そのモデルルームにね。
 駅に近い物件は値崩れしないと説明されるのも、気持ちがいい。
 所望する階の希望タイプの部屋が空いていると知るのも、気分がいい。
 いいことずくめ。

 唯一の気がかりがね、住宅ローンの残債。
 住んでいるマンションを売っても住宅ローン残債が生じるのですよ。
 それにプラスして、新たな住宅ローンを組まなくてはならない。

 結局、最初の「高額」マンション以上の住宅ローンを組むことになる。
 いいえ。
 住宅ローンを組ませてもらえるかが、最大の問題だ。
 何と言っても、身の丈の「倍」以上に膨らむ住宅ローンなのですからね。

 やっと、住宅ローンの話になるのですが。
 本日は、これくいらいにしておきますか。

 それではまた、お会いしましょう。



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