いよいよ5月。
大型連休、本番へ突入。
住宅ローンですが。
住宅ローン紹介サイト、各種あるようです。
2010年、5月3日。
やはり、と言うのか。
その殆どが押すのが、変わらず新生銀行。
本体は「あおぞら銀行」との合併、かなわず。
経営規模を変えないままでの、2010年。
大いなる大海での後悔、じゃなかった航海が続きます。
新生銀行。
ネット専業銀行並みの、「保証料」無料。
金利も大手銀行と比較して、変わらず低めの設定。
しかして、大手銀行。
住宅ローン「額面」金利である店頭基準金利は、確かに依然高いと言えますよ。
《 住宅ローン、2010年5月適用10年固定金利下げ 》
みずほ銀行。
2010年5月適用住宅ローン10年固定金利を0.05%下げると発表した。
みずほ銀行の住宅ローン10年固定金利は、4.15%となる。
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行。
以上の3行は、5月適用金利を据置く。
つまり。
三菱東京UFJ銀行:4.25%。
三井住友銀行:同じく4.25%。
りそな銀行:最も低く4.10%。
住宅ローン3年・5年固定金利については、4行ともに据置き。
すなわち。
3年固定金利:3.30%。
5年固定金利:3.60%。
住宅ローン金利、3大信託銀行は。
住友信託銀行。
3年固定:3.30%、5年固定:3.60%、10年固定:4.10%。
三菱UFJ信託銀行。
3年固定:3.35%、5年固定:3.50%、10年固定:4.05%。
中央三井信託銀行。
3年固定:3.30%、5年固定:3.60%、10年固定:4.15%。
ふうむ。
2010年5月適用。
住宅ローン固定金利比較。
4メガバンク、3大信託銀行。
すべてを比較して、三菱UFJ信託銀行の固定金利が一番低いぞ。
店頭基準金利、はね。
「優遇金利」を比べてみると。
「当初10年固定金利」を低い順に並べてみます。
3大信託銀行。
三菱UFJ信託: 2.05%。
中央三井信託: 2.20%。
住友信託: 2.60%。
4メガバンク。
みずほ: 2.25%。
三菱東京UFJ: 2.35%。
りそな: 2.35%。
三井住友: 2.60%。
ううむ。
やはり、三菱UFJ信託銀行が断然低い住宅ローン金利だな。
それに、三菱UFJ信託。
「優遇金利」の条件が緩い。
他の多くの銀行と違い、給与振込み、新規不可借換えのみなどの条件なし。
概して、信託銀行の「優遇条件」のハードルは低いですよ。
中央三井信託銀行は、給与振込みを「条件」選択肢の一つにしてはいるが。
あくまで、選択肢の一つ。
「会員」になれば、それでよし。
まだまだ、衰えるところを知らない。
そんな、2010年5月適用の住宅ローン「金利優遇」模様。
信託銀行と比較して。
メガバンクの頑張り、ちょっと遜色があるような。
三井住友銀行など、5月3日のネット表示が「4月適用金利」のまま。
住宅ローン、「ヤル気」があるのかいな。
2010年、5月。
足元では、長期金利の指標「新発10年物国債」利回りが1.3%以下。
連休本番前の4月30日、終値が1.280%。
上値の重い株価に反応して、国債価格の上昇(利回りの低下)。
4月中盤までの日本株好調時、国債利回り1.4%を窺う勢いでしたがね。
アメリカ国債利回りがジワジワ5.5%を超える動き。
日本の180%を超える債務残高が懸念材料である中、国債人気依然継続。
国内金融機関のダブつくマネーの行き場として重宝されている、日本国債。
住宅ローン長期固定金利も、その恩恵に与り、「超」低金利変わらず。
しかしね。
一昨年でしたか。
みずほ銀行の「借換え」専用住宅ローン金利。
当初優遇10年固定金利が、2.00%を切る時期がありましたよ。
そう長くはもちませんでしたが。
私、そう記憶しています。
2010年の住宅ローン金利。
長期固定金利のなかで、金融機関が一番力を入れるという「10年固定」。
金利2.00%を再び切ることが、あるのだろうか。
国債の「異常」人気が、いま少し続くと私は見ます。
安全な融資先を見つけるより、手堅い運用ですからね。
国内デフレ経済下にあってはね。
大手企業は、銀行融資より社債発行や株式増資で資金供給を図る風潮。
中小企業への融資案件は、リスクが大きい。
となれば、金融機関。
国債での運用比率が上がるのは必定。
利回りの高い外国国債の比率を上げる「勇気」も乏しいか。
「世界の」マネーは、ギリシャ国債ですら入札に集まるのにね。
日本の経済に元気が出ないうちは、国内金融機関は日本国債買いに走る。
そして、メガバンクほど「安全運転」を志向するのが住宅ローンか。
「気骨ある」信託銀行よ。
今後とも、住宅ローンを頼みますよ。
デフレ不景気のさなか。
住宅ローンの「優遇」に、我々庶民は最大の「得する」実感を見出す。
日々の買い物でも、「値引き」探しに血眼。
況や、住宅ローンをや。
2010年5月現在。
住宅は底値をつけたのだろうか。
今が最高の買い時なのか。
住宅ローン金利は、2010年。
依然最低水準まで低くなっている。
しかし、微妙な上下の動き。
住宅ローン借換えのタイミングも計りづらい。
全期間「金利優遇」は、マイナス1.4%が当たり前の2010年。
優遇幅、今が最大値か。
マイナス1.5%そして1.6%の時代は到来するのか。
私、個人的な見方なのですけれどもね。
更なる金利優遇、更なる低金利がある気がしてならない。
本気で、0.8%台の住宅ローン金利を狙っていますよ。
全期間優遇変動金利のね。
もちろん、住宅ローン。
金利がすべてでは、ない。
諸費用、とくに「保証料」負担が大きい。
でもね。
住宅ローン融資開始数年後の「借換え」だとね。
少なくない割合の「保証料」が戻ります。
私の場合、約3年後の借換えで約68%の保証料返戻を得ましたっけ。
住宅は、買いたいときが買い時。
ですが、住宅ローン。
「借換え」たいときが「借換え」時、とはいきません。
条件の仔細な検討が必要ですから。
今が、「借換え」時なのか。
私は、いま少し様子見をしてよいのかな、と思うのですよ。
2009年に住宅ローン「借換え」を決行した私が言うのも変ですが。
2010年5月3日現在。
正直な感想です。
それではまた、お会いしましょう。