カスタム検索
住宅ローンリアル体験レポート2016

2010住宅ローン3月ユーロ不安と中国

 住宅ローンマスターです。

 2010年3月。
 春の訪れを実感する晴れた朝。
 13日の土曜日は春の嵐、砂埃が吹付けるような午前の強風でした。

 翌日、日曜日の朝は穏やかな日差しが暖かい、春らしい散歩日和。
 私は家に籠っていましたがね。

 3月中旬。
 世界経済の関心事は、一にギリシャ財政危機、二に中国金融引締め。

 ギリシャは、3月4日実施された国債入札が予想外の好調。
 指標となるドイツ国債との利回り差は、既に約3.1%。
 その「高金利」を目当てに、ギリシャ10年国債の応札倍率、なんと約3倍。

 市場観測の不安をよそにギリシャ政府。
 国債による50億ユーロの調達に、取敢えずは無事成功したわけです。

 高利回りのユーロ建て債券。
 その根強い需要が確認された、ギリシャ10年国債入札ではありました。

 しかして、ギリシャ財政再建への道のりは未だ遠し。
 2010年のギリシャ政府資金調達額。
 約550億ユーロとも見られていますが。
 3月4日、国債入札50億ドルをもってしても資金調達予定全体の約24%。
 先行き、何人も読めず。

 10日はポルトガル国債の入札でした。
 こちらの10年債も無難な結果に。
 ポルトガル国債の対独国債利回り差は、ギリシャと比して数段低い約1.0%。
 それでも、9.9億ユーロの募集へ応札倍率は約1.6倍。

 欧州金融不安の発信源ギリシャ。
 そして南欧「財政不安」4国の一角、ポルトガル。
 2010年3月現在。
 なんとも、好調な国債消化であることよ。

 2010年1月から2月上旬にかけて。
 ギリシャ国債対独利回り差は凄まじくも高騰。
 それ以降、3月第2週末に至るまで大分、沈静化はしてきましたけれどね。

 それにしても、ギリシャ国家財政不安。
 EU連合やドイツが何らかの支援に乗出すとの観測があるからなのか。
 かなりな「楽観」ぶりとも見える、今回のギリシャ国債入札。
 私は、今後のギリシャなどの「順調」な財政再建には懐疑的です。
 つまり、ユーロ圏の金融不安。
 回復への道のりは険しいと見ます。
 ユーロの背負う構造的な問題ですからね、域内国間の経済(力)不均衡は。
 一気に解決するものでは、ありません。


 一方、新興国の雄。
 いや、それどころか今や世界経済牽引力の象徴たる、中国。

 3月14日。
 中国、全国人民代表大会が閉幕。
 温家宝首相は、閉幕後の記者会見で「元相場は過小評価でない」と強調。
 米国など海外からの人民元切上げ圧力を「元の制度改革の不利益」と断じた。

 中国通貨である元。
 元は米ドルとのペッグ制をとっているため、現在のドル安が元安に連動する。

 中国としては、元安で輸出競争力を維持したいところだが、痛し痒し。
 というのも、自国通貨安でのインフレ懸念。
 インフレどころか、不動産など投機熱が昂進。
 バブルの様相を呈している。

 2008年夏以来の、事実上の米ドルとの固定相場(ドルペッグ制)。
 その、元相場切上げが先か、政策金利の利上げが先か。

 中国、2010年2月のCPI(消費者物価指数)。
 前年同月比で2.7%の上昇。
 同国現行の1年物定期金利が2.25%だから、実質は預金資産の目減り。
 国内からの早期利上げ観測も、依然くすぶるワケだ。

 ともかく、温家宝首相。
 当面の景気重視を強調。
 つまり、危機対応の金融緩和政策の維持。
 景気回復の矢先の二番底を恐れる、と言ってね。

 為替も株式も、市場反応は敏感だ。
 中国が金融緩和維持なら、リスク許容度が高まり株高で円安、資源国通貨高。
 金融引締めに走る気配でもあれば、株が売られ国債買いへ。
 一気に円が買われる。

 日米株式市場、春の予感めいて緩やかな回復基調とも言えるが。
 ギリシャそして南欧諸国の国家財政リスク、すなわちソブリンリスク。
 そして、中国の国家金融政策。

 目先、何が起こるか分からない状況ではあります。


 2010年の住宅ローン。
 2010年3月現在、一つ言えることは日米欧の金融政策。
 予想以上に、超低金利政策が続くであろうと言うことだろう。

 景気回復に向けた「出口政策」を考えようとすると、何かが起きて水を差す。
 米国そして欧州以上に超低金利政策を続けざるを得ないのが、日本。
 輸出に助けられ企業業績は確実に回復そして上昇基調。
 輸出企業四半期決算も、軒並み上方修正の勢い。

 しかし、現在の業病たるデフレーション。
 消費者物価の上がる気配なし。
 庶民の我々には、有難い話ですがね。

 住宅ローン、然り。
 まさに、デフレ金利です。
 デフレ金利優遇の花吹雪。
 私が初めてのマンションを購入した当時からすれば夢物語の超低金利。

 住宅ローン変動金利は日銀超低金利政策の賜物。
 固定金利の低いのは、国債人気の御蔭。
 2010年1月末、国内銀行の国債保有残高なんと2008年秋の1.5倍。

 日本国国債。
 保有の9割以上が国内金融機関ですがね。

 足元の業績が良くとも、設備投資を手控える企業。
 だから、貸し手探しに窮して銀行、安全資産の最たる日本国債買いに走る。

 近い将来、どうなる日本国債。
 買い支えられ続けるのか。
 はたまた。
 日本政府の抱えるGDP比200%へ達しようとする国債等債務残高。
 累積する日本国の膨大な「借金」を嫌い、日本国債は売り叩かれるのか。

 2010年3月第2週末現在。
 新発10年物国債利回りは、1.300%を若干上回るところ。

 同利回りジワジワ上昇の気配あり。
 どうなる日本国債。
 どうなる、住宅ローン固定金利。

 それではまた、お会いしましょう。
 



この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
 住宅ローンリアル体験レポート2016
カスタム検索
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。