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住宅ローンリアル体験レポート2016

2013年2月の金利と住宅ローン大展望


 住宅ローンマスターです。

 2013年の2月6日(水曜日)

 日本時間前日23:30からのNY為替市場。

 あれれ、とと。
 円安に、これでもかと拍車がかかり。

 ユーロ/円。
 127円突破ですよ。

 週初の調整が、吹っ飛ぶなあ。

 1歩下がって3歩進む感じ、ですか。

 ユーロ、そんなに強くなって大丈夫なのかしらん。

 で、東京市場。
 株式相場、2月6日(水曜日)日経平均終値11,463円75銭。
 前日比416円のプラス。
 こりゃ、爆発ですな。

 ハッキリ言って円安効果しか材料が見当たらない。

 円が安けりゃ輸出企業。
 黒字が増えるわな。

 逆に、原料資源を輸入に頼る電力産業は、いよいよ苦しい。
 でも、損を転嫁して値上げしないでくれ。

 株価が上がるのはいいことですよ。
 自社株高で時価総額が増えるのみならず。
 持ち株の評価損が減り、好決算に寄与する企業も多数。
 生まれた体力で設備投資を考える企業も増えるだろう。

 いい事尽くし。

 問題は、為替。
 「行き過ぎた」円安。

 いや。
 「急激な」円安。

 借金まみれの日本経済の実力からして、円が売られるのは自然。
 ところが、ね。

 2008年9月15日のリーマンショック以来。
 「相対的に」金融システムが安定している国の通貨と見られ、買われてきた円。
 欧州通貨ではスイスフランも同様に「安全」として買われました。
 両国とも世界の債権国なのでね。
 金融不安が意識されると債務国アメリカを筆頭に欧州各国通貨が売られて。
 円とスイスフランが買われる。

 そして、やっと。
 米国経済が落着いてきて、円高基調変換の兆しありかと思いきや。
 次は欧州、ギリシャ財政危機。
 以降、南欧国家の財政不安が認識される度、マネーは円とスイスフランへ逃避。

 業を煮やした金融国家スイス。
 なりふり構わず2011年、金融当局による無制限為替介入を実施。
 国際世論など何のその。

 翻って、日本。
 ドル/円レートが円高に振れ為替介入しても所詮は単発。
 数日で元に戻るのが常。
 結局、根本的な円高解消とは全くならなかった。

 思えばね。
 2012年。
 5月から11月中旬まで、ドル/円レート70円台の基調でしたよ。

 11月中旬、民主党野田政権が衆議院解散を宣言した途端。
 円安に為替が流れ始めて。
 2013年2月第2週後半現在。
 ドル/円が70円台だったなんて忘れてしまいそうな、円安潮流継続中。


 それにしても、2013年。
 2月が始まって、そろそろ中盤へ向おうというのに。
 株が高くて、国債も高い。

 すなわち、日経平均1万4千5百円へ届く寸前。
 一方、長期金利(新発十年物国債利回り)0.760%付近。

 世界主要国のそして日本の株式を買う投資家の層が厚くなり。
 同時に、国債購入者も増える。
 金融緩和によるマネーのダブつきによると言えばそれまでだが。
 通常は、景気の見通しが良くなれば、資金はリスクをとって株式へ流れて。
 利ざやの少ない国債は売られていく。

 その道理が合わない現実の状況。
 何故か。

 今後の好景気そして脱デフレを疑う投資家が多く、国債を購入するからだ。
 つまり。
 半信半疑の2013年2月、アベノミクス景気回復。
 まだら色の景気見通しなり。

 この「まだら色」状態。
 長くは続かず、いずれ株高か国債高か。
 いずれかに収束すると考えるのが「常識」でしょうが。

 「常識」が通用しない、未踏の段階ですよ。現在の超金融緩和状態。

 私は、株高と国債高「まだらの」同時高。
 案外長く続くと見ますがね。
 いやいや。
 長く続いて欲しい、というのが本音です。


 それにしてもね。
 アベノミクス。
 物価上昇率すなわちインフレ率前年比2%というのは。
 余程の状態ですよ。

 インフレと失業率とは、何故か相関関係が認められましてね。
 インフレが昂じると失業率が下がる。

 インフレ率2%となったら、失業者も消えて景気も過熱気味。
 そんなイメージですか。

 さすがに景気がホットになれば、慎重派の投資家たちも資金を移動。
 国債を売り株式を買おうとするだろう。
 さすれば。
 インフレ率2%の下では、国債価格が下がり利回りは上昇。
 国債利回り3%超えという試算もあり得る。

 現実的にはね。
 銀行の体力増強のため、資産の質が規制される昨今。
 銀行は資産における株式の割合を下げる必要がある。

 生保も自らの財務基盤を強くすべく、リスク資産を増やさない。
 日本株の凋落で、酷い目に会ってきましたからね。

 日本の年金も然り。

 斯くの如く機関投資家は手放しで株式へ資金を流しづらい。

 現在の日本株高。
 主役は外国人投資家。
 脇役が個人。

 昨年12月までは、短期筋のマネーだったものが。
 2013年1月からは、中長期の資金が流れ込みつつあるとの観測あり。

 住宅ローンを考えるとね。
 金融機関。
 株高で余裕のできた企業の設備投資が活発になれば。
 融資案件も増加する。
 住宅ローン、金利等の優遇条件を厚くして顧客を獲得するより。
 融資案件の獲得の方が利益が出るのは、自明の理。

 住宅ローン優遇が気付けば、雲散霧消。
 メガバンクを始め、住宅ローン販売。
 以前の殿様商売が再開する危惧がありますよ。
 大きな危惧がね。

 そこに、金融緩和の解除そして日銀政策金利の利上げ。
 または、国債価格の低下つまりは利回り(長期金利)の上昇。
 なんてことが続けば。

 住宅ローン店頭基準変動金利が日銀利上げに連動して上昇。
 長期金利の上昇に合わせて、住宅ローン長期固定金利も上がります。

 まさに、住宅ローン利用者から見れば三重苦。
 夢も希望も逃げ場も、なくなる。

 住宅ローン受難の幕開けなのか、2013年。
 明るい景気と引換えるように、待っているのは暗い住宅ローンなのか。

 全く油断ができないというのが私の現在の心境です。
 さて、どうなる。

 それではまた、お会いしましょう。
 



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