カスタム検索
住宅ローンリアル体験レポート2016

2013住宅ローン金利展望序章


 住宅ローンマスターです。

 2013年が明けて、1月も下旬の25日(土曜日)。
 今月最後の週末ですか。
 早いものです。

 前回の続き、なのですけれどもね。
 2012年の年末。
 12月適用の住宅ローン金利。

 大手銀行が軒並み金利を下げて。
 メガバンク。
 三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行。
 そして、りそな銀行。

 住宅ローン当初10年固定金利が、1.30%。

 ああ、隔世の感のあることよ。
 あれは、ほんの数年前。
 みずほ銀行が「気を吐いて」、当初10年固定金利を1.70%へ下げた。

 随分と低い金利だと思いましたよ。
 それもつかの間。
 同金利は、1.8%台へ。

 まさかそれが、1.3%まで落ちてくる日を迎えようとは。

 何しろ、当時は長期金利が1.3%を割ってきた頃だった。

 時は流れて。

 2012年11月30日(金曜日)の長金利。
 終値で、前日比マイナス0.010%の0.700%。

 まさに、世は金融緩和。
 日本そして米国が金利どころか、量的緩和の大合唱。
 金利が「マイナス」にできない分、中央銀行は国債を買い捲れと。

 自民党の安部総裁。
 調子に乗りまくり、「日銀による無制限の国債購入」と鼻息荒く言及。
 市場はこれを好感して、円安株高へ振れています。

 総裁の座を途中で投げ出した「お坊ちゃま君」とは思えない意気軒昂ぶり。
 どうなることやら。


 大手銀行の中ではね。
 「公表されている」住宅ローン金利が一番低いのが三井住友信託銀行。
 なんと。
 その金利、当初10年固定で1.15%。

 10年間、1%ちょいの住宅ローン金利が保証されるワケですか。

 これ、「最優遇金利」とは違いますよ。
 多分。

 最優遇する顧客には、専用の「超低金利」が用意されている。

 どの銀行の住宅ローンでも大同小異かとも思われますが。
 そうでもないらしい。

 数年前も私、指摘しましたけれど。
 まず、電話してみることですよ。
 気になる銀行の「住宅ローン担当」へ、ね。

 「最優遇」金利に言及したり、しなかったり、言葉を濁したり。

 口が堅いようなら、面会の約束を取り付ける。
 相対ですと、かなりのことまで教えてくれますから。

 住宅ローン担当部署をじっくり攻めるには、飛び込みより事前のアポ取りが有利。

 おっと、すみません。
 今回の話題は、2013年の住宅ローン金利の大予測でした。

 2013年。
 前年末に誕生した安部政権。

 政権発足前から鼻息の荒かった「経済再生」の掛け声。
 その経済政策が早くもアベノミクスなどと呼ばれ、持ち上げられている。

 3本の矢に喩えて、曰く、
 @ 大胆な金融政策
 A 機動的な財政政策
 B 創造的な成長戦略

 「お坊ちゃま」がよく言うよ、と私など高をくくっていたのですが。
 「大胆な金融政策」について、安部首相。
 「素人」丸出しの恐いもの知らずで、グイグイと日銀を追い込む。

 1月22日(火)の政府(安部首相)と日銀(白川総裁)との共同声明。
 注目すべきは、
 @ 物価上昇率を「目標」として2%と明記。
 A 2014年から「期限」を決めず(無期限)金融緩和(資産買取)。

 ポイントは、ね。
 物価上昇率目標の2%が、極めて実現が困難であること。
 そして、「無期限」であっても「無制限」でないこと。


 市場の反応は、乱高下の後、円高・株安。
 冷ややかなものでしたよ。

 しかし、その後。
 政府・日銀共同声明などなかったかのように、それまでの円安・株高復活。
 週末25日を終えた。

 住宅ローン固定金利に直結する新発十年物国債利回り。
 共同声明発表後、0.750まで上げて後、結局0.730%へ。

 依然として、「超」低利回り、という状況。

 それにしてもね。
 「物価上昇率」、つまり「インフレ率」2%目標。
 あれは、遥か昔。
 バブル崩壊直後の1991年以来、経験のない数値ですよ。
 2%かあ。

 仮に物価は上がっても、民間の給与上昇に反映するのは、その後でしょう。
 いくら市中に「お金」がバラ撒かれてもそれでモノを買う需要が生まれない現況。

 ケインズの云う、「流動性の罠(liquidity trap)」という状況。
 そして。
 「仮に」、物価が2%を超える「インフレ」状態となれば。
 中央銀行たる日銀は、金融を引き締める。
 つまりは、利上げです。

 大方の予想では、物価目標2%。
 「最低」でも、2年はかかるだろうとのことだが。

 そうなれば。
 庶民の私としては、物価が上がり給与は増えず(むしろ下げているだろう)。
 そして、日銀利上げで。
 住宅ローン変動金利が上昇開始。

 全く、踏んだり蹴ったりの様相を呈することになります。

 夢がもてない現実よ。

 せめて、円安と株高に期待して。
 外貨を買い、日本株式を買うしかないのか。

 次回、物価上昇率2%の意味を考えたいと思います。
 それではまた、お会いしましょう。
 



 住宅ローンリアル体験レポート2016
カスタム検索
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。