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住宅ローンリアル体験レポート2016

2011景気経済展望と住宅ローン動向B

 
 住宅ローンマスターです。

 2011年1月も第3週へ入る3連休。
 前々回より、2011年の景気経済展望を試みてきましたが。

 2011年初頭、1月7日発表の米国雇用統計を題材にしてですがね。
 それにつけても、気になるのが我が国、日本の景気回復。
 そして、もちろん。
 2011年以降の住宅ローン。
 その金利動向。
 優遇条件。
 「新興」金融行の動き、などなど。

 日本経済新聞社が行う日経金融機関ランキング。
 今回で第7回だそうですがね。
 その結果が出たようです。
 第1位が、ソニー銀行。
 4年連続の首位。

 第2位、同じくネット専業の住信SBIネット銀行。
 前回も2位でした。
 第3位となったのが、岐阜県の大手地方銀行、大垣共立銀行。

 以下、ネット専業銀行に注目すれば、第6位にセブン銀行。
 第8位にイオン銀行。
 それぞれ前回は、4位と3位でしたから若干順位を下げたことになります。

 一方、メガバンクなど大手銀行。
 りそな銀行が前回の12位から躍進して第4位。
 続く第5位も「りそな」系の埼玉りそな銀行。
 第7位に三井住友銀行(前回10位)、第8位みずほ銀行(前回15位)。
 日本最大のメガバンク三菱東京UFJ銀行は、前回の9位から落ちて第11位。
 新興銀行の雄であり同ランキングの上位常連であった新生銀行。
 今回のランキングで第10位、前回は5位だったのですがね。

 住宅ローンに限った評価ランキングですとね。
 2011年1月。
 ネット上の情報から判断する限りでは。

 1位が新生銀行。
 2位が住信SBIネット銀行。
 まあ、そんなところでしょうか。

 何と言っても、新生銀行。
 新生銀行の住宅ローン、名付けて「パワースマート住宅ローン」。
 1月4日(火)から3月31日(木)。
 上記期間限定キャンペーンで、通常5万円かかる事務手数料を0円へ。
 3月4日(金)までの住宅ローン申込み。
 かつ、3月31日までの融資実行が条件ですけれどもね。

 聞くところによれば(口コミ情報ですがね)。
 新生銀行の相談窓口、専門スタッフの方々が充実されているそうな。
 以前はですね。
 正直なところ、特に電話での住宅ローン相談への対応に難が無きにしも非ず。
 そんな、風評もあった新生銀行の住宅ローンでしたが。
 その「懸念」も、払拭されつつあるのかもしれません。


 とにもかくにも、住宅ローン。
 いつの世であろうと、我々庶民にとっては、一世一代の買い物である住宅。
 その住宅を購入するのに、即金というわけにはいきません。
 だから、住宅ローンの良し悪しが死活の問題となり得ます。

 一昔前なら、公の機関を信用するしかなかったが。
 金融自由化された現在、住宅ローンも民間機関がこぞって参入。
 これでもかと、「勉強」してくれています。
 だから、こちら融資利用者側も勉強することが必要となる。
 少しでも有利な住宅ローンを見極めるためにね。

 2011年1月。
 昨年より指摘してきました通り、住宅ローン変動金利は1.0%以下は常識。
 ろうきん(中央労働金庫)の英断をもって、変動金利0.85%の時代へ突入。

 一方、住宅ローン長期固定金利の「指標」となる10年固定金利。
 歴史的に見て、各金融機関が一番力を入れてきたのが期間10年の固定金利。
 かつては、利用される方も多かったですからね。
 その住宅ローン10年固定金利。
 2011年1月現在で、当初10年固定金利は1.7%台は当たり前。

 住信SBIネット銀行を多分、皮切りとしているのですがね。
 住信SBIネット銀行。
 2011年1月の当初10年固定住宅ローン金利は、1.70%。
 昨年2010年12月適用の同行住宅ローン当初10年固定金利。
 現在より0.5%低い1.65%でしたがね。

 ちなみに、住信SBIネット銀行の住宅ローン10年固定金利。
 直近で、店頭基準10年固定金利の底が2010年の9月と11月。
 その金利が2.89%。
 これ、店頭基準金利です、優遇金利ではありませんので念のため。
 そして、同行。同金利の高値が、2008年6月と7月の3.89%。
 リーマンショックの2008年9月15日、その直前の「金利高騰」ですよ。
 何とも皮肉にも思える現実よ。

 一方で、住宅ローン変動金利。
 同様に、住信SBIネット銀行で確認しますとね。
 2008年12月から変動金利の店頭基準金利は変わらず2.775%。
 それ以前は、0.1%高い2.875%でした。


 これで分かるとおりにですね。
 住宅ローンの変動金利。
 住宅ローンを利用する側からすれば、金利の見直しは半年毎ですが。
 変動金利の店頭基準値は、短期金利なかでも新短期プライムレートに連動。
 短期プライムレートというのは。
 金融機関が優良企業へ貸し出す際の「最優遇貸出金利」のことです。
 一般に短期プライムレートは、メガバンクのレートが基準となります。

 ところで、新短期プライムレートの「新」というのは何を意味するのか。
 1989年の金融自由化以降のことですがね。
 それまでは公定歩合に金利を上乗せすることで決められた短期プライムレート。
 それが、無担保コール翌日物など市中金利に金利を上乗せて決められることに。

 この無担保コール翌日物金利こそ公定歩合に代わる日銀政策金利(目標)です。
 つまり。
 淵源を辿れば、住宅ローン変動金利は日銀政策金利に連動することが分かる。

 しかし、厳密に考えればね。
 住宅ローン契約書に一般に記載がある「銀行所定の基準金利が廃止される」場合。
 そんな「場合」は、有得ます。
 「基準金利の廃止」云々は銀行側の任意、ですからね。

 実際、変動金利の住宅ローン。
 1994年後半までは、長期金利に連動させていたわけですから。

 しかし、2011年現在。
 住宅ローンは、完全に「自由化」。
 例えば、公的機関である住宅金融支援機構と民間金融行が提携するフラット35。
 そのフラット35とて、純民間行と住宅ローン利用者を取り合っているのが現在。
 住宅ローン利用者の利便を無視して銀行側の勝手で金利基準を操作するとしたら。
 利用者の信頼を失うことは必至。
 銀行側にとって、リスクが大きいだろう。
 それ程に、銀行など民間機関を利用する住宅ローン市場は拡大している。

 とは言え。
 住宅ローンの変動金利。
 ローン契約実行中であっても、その金利算定基準。
 それが銀行側の都合で勝手に変えられる「可能性」は0ではないでしょうがね。
 少なくとも、その「蓋然性(確実に起きる度合い)」は極めて低いと言えます。


 2009年以降でしょうかね。
 大手銀行住宅ローン利用者の9割が変動金利を選択するとも言われる昨今。
 そのセールストークが、「景気が良くならないうちは変動金利は上がらない」。

 いえいえ、これ正確さを欠きました。
 セールストークをなさるのは、金融機関ではなくて住宅販売業者さんでしたか。
 曰く、未曾有の低金利は今後も続く。
 この破格の低金利を利用しない手はない。
 固定金利の「高い」金利でなくとも、変動金利の超低金利が断然有利だ。

 住宅を購入する側からすれば、販売者さんのトークには用心もしますよ。
 しかし、上記の「販売」トーク。
 私には、あながち嘘にも思えないのですがね。
 2011年1月現在。
 私の目から見ても、日本の景気回復。
 一時的な回復はまだしも本格的な安定回復については、その兆しが見えません。

 「景気が回復しないのは、民間(の大衆)が将来に希望を持てないからだ」。
 そう認識する日銀白川総裁は、全く正しいと言えます。

 つまり私たちが将来への希望をその萌芽でも持てない限り、物価は上昇しない。
 将来不安が、あまりに大きいですからね。
 高い物は、買いません。
 子ども手当ては、大事に預金に回しますよ。
 消費するどころでは、ないからね。

 しかして、情報化された2011年。
 潮目が変わるのも早いだろう。
 そして、潮目の変化が確認されるや。
 少なくとも、足元での消費動向は意外に素直に反応するかもしれません。
 それが本格化して、安定した基調となるかも知れません。

 ですから、予断は禁物だと考えます。
 2011年の1月。
 何らかの変化の予兆を嗅ぎ取るべく、分析を続けますよ。

 それではまた、お会いしましょう。 
 



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