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住宅ローンリアル体験レポート2016

2008年4月適用住宅金利の不思議

 住宅ローンマスターでございます。

 私、最近「金利」への拘り抗し難く自分を見失うほどであります。

 そして2008年3月。
 早くも、本日3月29日(土曜日)。

 まず為替動向。
 ドル/円レートが100円台から一気に95円をつけた3月。

 ユーロ/円も、2月27日の161円から3月20日151円まで下落そして直近156円台。
 「下げたがる」1月「上げたがる」2月、そして再び「下げ基調」の3月。

 アメリカ経済指標は、市場予測から比べて強弱まちまちでしたがね。

 ただ、NY株式市場「弱気な」下げが続いています。

 一方、欧州の経済。
 堅調を示す指標が多い。

 アメリカFRBバーナンキ議長、景気後退を阻止すべく更なる利下げも否定しない。
 欧州ECBトリシェ総裁は逆で、インフレ懸念を声高に利上げすら辞さない勢い。

 株式動向を見るとね。

 欧州が上げようが下げようがアメリカNY株式市場動向、我関せずの体をなす。

 本邦東京市場、NYをなぞるばかりだったが先週末28日金曜日。

 NY下落に拘らず、終値200円を超える上昇を見せましたよ。

 期末の化粧相場と言うなかれ。

 「金曜日の手仕舞い」どころか。
 始値前日比マイナス100円からの、「300円上昇」終値なのだから。

 その数字以上に、投資家心理改善の契機となったのではないか。
 つまり、NYの呪縛からの解放です。

 従前から申し上げてきた通り、NY株式動向は2008年1月末から3月28日現在で「トントン」。

 対して日経平均、18日以降の上昇基調を見せるも1月末水準までは達していない。

 つまり、上昇余地が残っている。
 しかも、ドル/円レートが100円を割る状況での「健闘」なのですから。


 さて、リスク資産である株が買われないならすなわち資金は債券に向かう。
 それ故の新発十年物国債利回り低下だったのですが。

 思えば、春先。
 本邦株式市場も蕾が綻ぶ、というのか一時的にでも上げることが多い。

 来週早々にも、日経平均13000円台を回復するのではないか。

 NYも下げ基調が一服するでしょう。

 それから、乱高下を繰返しながらも本来の姿に戻る。

 ファンダメンタルズ(経済の基礎要因)が重視された数値に回帰ということです。

 円高で本邦輸出企業の業績が下押しされても、致命的ではないだろう。
 輸入原材料費についてみれば勿論、円高のメリットは大きい。

 それにそもそも、日米の政策金利差は依然として存在するのですから。
 だから、「景気減速懸念」が後退すれば急激な円高傾向、巻戻されて然るべき。

 ドル/円100円を上回る水準が妥当でしょう。
 ましてやユーロ/円、160円台へ。

 つまり私、株式も為替も。
 市場は「景気後退リスク」を織込み始めているのではないか、と思うのです。

 一番「敏感な」NYですら、下げ幅が縮小されてきています。

 それを確認出来るのが、4月第1週であると見ます。

 それにしても、住宅ローン金利。

 3月適用の住宅ローン。
 各金融機関「長期固定金利」を見ると、僅かながらも概して上昇と言える。

 不思議だよなあ。
 直近の2月。
 あれだけ株が売られて国債買われ利回り下げたのにねえ。

 でもね。
 よく調べてみますとね。
 違うのですよ。

 2月。
 日本株もアメリカ株も。
 完全なボックス相場でした。

 1月でドカンと下げて、その最安値より高い水準でのボックス。
 日経平均もNYダウもナスダックもS&P500も全て同じ。

 為替もドル/円は綺麗なボックスとは言えないまでも、なだらかな変化でした。
 ユーロ/円については、154円から161円レンジのボックス。

 株式も為替も1月で下げた(為替は円高に振れた)後の2月でボックス、3月で更なる下降を見た。

 だから1月と比べた2月「数値」で3月適用住宅ローン金利を考えれば、若干アップも頷けます。

 そして3月「数値」を鑑みるなら、4月適用金利は下がることになるでしょう。
 特に日経平均の3月、「爆下げ」を経験しましたから。

 繰返しますけれど、そんな3月が終わると4月は「変化」がありそうな気がします。

 市場の「織込み」というね。
 少なくとも4月、はね。

 その後「基調」が続けば、来年を待たずとも2008年夏以降。
 日銀政策金利「利上げ」も予測俎上に載る。

 元々「楽観的な」アメリカ、復調が観測されれば後の動きは早いはずだから。

 さて、バーナンキFRB議長の「勝利」となるか。

 私、日本バブル崩壊を研究し尽くした大秀才バーナンキ選手「勝利」の匂いを嗅ぎつつある。

 我ながらその根拠、まだまだ弱かろうとは思いますがね。


   《 本日のポイント 》

 @ 市場は「景気後退懸念」を織込み、過度の「悲観」から脱し始めている可能性がある。

 A 4月から為替も株式も、市場にリスク回避資金が還流してくる傾向が見られるだろう。

 B 「底」をつけた3月から、4月当初が上昇の先駆けとなろうが以降の動向依然不透明。

 C 住宅ローン長期金利が連動する十年物国債利回りも、3月「底打ち」の可能性あり。


 何だかなあ。

 もしかしたら、ですけれど。

 2008年の住宅ローン、これから「波乱」があるかもしれない。

 今まで「様子見」を標榜してきた私ですがね。

 アメリカが切返すとなったら、動きが早いです。

 2001年9月11日以降、グリーンスパン前FRB議長の波状「利下げ」も早かった。

 そしてその後の急速な景気回復が今次の「住宅バブル」を生んだのですから。

 2008年夏が一つの「区切り」に見えてもくるのですがねえ。

 一種の「相場観」でもあるのかなあ。

 でも私の「相場観」、外れることが多いですから。

 専門家の方たち、今は2008年度中の日銀「利上げ」可能性を低いと見ているようです。

 正直、専門家の卓見より私の現実感覚の方が「当たる」確率が高い気もするのですが。

 いづれにしても「サブプライムローン問題」の行末と経済動向から目が離せません。

 また、お会いしましょう。



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