カスタム検索
住宅ローンリアル体験レポート2016

2008年3月住宅金利動向と最強条件

 住宅ローンマスターでございます。

 横浜では、昨日23日(土)で収まらず本日24日(日)も強風すさぶ春待草。

 横浜国際女子マラソン、ランナーの方々も、さぞや目に染みる昼過ぎだったことでしょう。

 さて。
 内外の経済・金融状況です。

 日本時間22日(金)夜半。
 NY株式ダウ平均そしてナスダック、揃って値を下げました。

 ダウに至っては一時約130ドル、安くつけていたのですね。

 ところが午前3:30過ぎ(日本時間)でしたか。
 モノライン大手アムバックFGへの資本増強が成立見込みとの報道がされるや。

 一気にNY株式が盛返します。

 そして結局、「奇蹟の」プラス90ドル以上(ダウ)の引けとなりました。

 市場の「モノライン救済動向」への反応が、いかに敏感か。

 でも、ですよ。

 先ほど私、モノライン大手アムバックFGへの資本増強について、ね。
 「成立見込み」と書きましたが。

 正確に表現すると、こうなります。
 「欧米機関による救済計画が週明けにも公表される可能性」。

 つまりは、公表の「可能性」。

 3:30までの、NY株式市場。
 「事実」を要因に下げていたのでした。

 @ フレディマックとファニーメイ両公社に対するアナリストの投資判断引下げ。
 フレディマックとは米連邦住宅貸付公社、ファニーメイは米連邦住宅抵当公社です。

 A 米格付け大手ムーディーズが仏系モノラインCIFGを格下げ方向で見直すと発表。

 B 同格付け大手スタンダード&プアーズはGM系金融会社GMACを格下げと発表。

 C 前日22日発表フィラデルフィア連銀2月景況指数の大幅悪化。

 「事実」としての「悪化指標」や「決算」、そして「格下げ」発表で落込むのは当然として。

 先日は、「マイクロソフトのヤフー買収提案」で暴騰したNY市場です。 
 上昇する「理由=言い訳」があるなら、何でもいいらしい。

 「安心材料」であれば、「提案」や「可能性」報道だけで敏感すぎるほど反応する。

 日本の株式市場も同様です。
 ヘッジファンドに象徴される内外機関投資家が「言い訳=言いがかり」をつけるが如く「先物売買」。
 日経平均株価、「日経先物」にちょうど鞘寄せするかの様に動く。

 明日の東証一部。
 日経平均株価ですが、前述のパターンに違わず「先物」に導かれての推移を示すことでしょう。

 NY急騰に合わせて「寄高」、その後「機関の思惑」に翻弄され「乱高下」といったところか。

 そして、23日(月)以降「発表」とやらの「モノライン救済策」が「見もの」です。

 NYも東京も。
 株式市場、概ね「最悪の危機感」は脱したかのような動きです。
 その中で、「上へ行く」機会を窺っている。

 しかし神経質に怯えていることも確かだ。

 話を戻して、23日NY株式市場急騰「モノライン報道」騒動ですがね。

 「急騰」と裏腹に、私はNY市場の「脆弱」を見て取りました。
 NY、安定していないですよ。
 本邦株式動向なら、尚更でしょう。

 前回の私。
 「住宅ローン優遇金利も底入れか」と書きました。

 舌の根も乾かぬうちに、ですがね。
 「住宅ローン優遇金利」、もう少し「鍋底」が続くかもしれない。

 「鍋底」どころか、更なる「下げ」もありうる。

 23日のNY株式市場。
 その「動揺ぶり」を目の当たりにしたことが大きいのですが。

 別の理由もあります。

 それは、「業者間競争」。具体例を少しばかり、見てみましょう。


 @ 住信SBIネット銀行を見ます。

 〈全期間優遇変動金利〉:1.575%。
 〈固定10年優遇金利〉:2.25%。
 〈固定20年優遇金利〉:2.55%。
 〈固定35年優遇金利〉:2.75%。

 A イオン銀行

 〈全期間変動優遇金利〉:1.775%。
 〈固定10年優遇金利〉:2.40%。

 「住信SBIネット銀行」も「イオン銀行」も当サイト初登場です。

 「新生銀行」や「ソニー銀行」より新しい「新・新興勢力」とでも呼びましょうか。

 それはさておき。

 見たところ、(圧倒的に)住信SBIネット銀行がイオン銀行より「有利」です。

 しかし「落とし穴」があります。
 それは「ローン手数料」。

 住信SBIネット銀行の「ローン手数料」、融資額の2.1%。
 イオン銀行は、52500円。

 私、現在ローン残高が約4700万円ありますから、住信SBIネット銀行だとすると。
 ローン手数料が、94万円。

 一方、イオン銀行なら借入4700万円でもローン手数料5.25万円で済みます。

 「変動金利」の場合、金利差がちょうど0.2%。
 ローン手数料の差が、88.75万円。

 例えば4700万円借入の場合、どちらが「得」かはシミュレートすれば分かると思います。

 B 「新興勢力」ソニー銀行を復習します。

 〈全期間優遇変動金利〉:1.576%。
 〈固定10年優遇金利〉:2.375%。
 〈固定20年優遇金利〉:2.623%。

 うーん。
 ソニー銀行固定10年金利だと、住信SBIネット銀行とイオン銀行の間に、位置します。

 ソニー銀行固定20年では、住信SBIネット銀行との金利差僅か0.073%だな。

 それにソニー銀行のローン手数料、借入額によらず4.2万円です。

 新生銀行ならローン手数料0円キャンペーンを続けてますが(新生銀行は、次回比べます)。
 ソニー銀行、「新・新興勢力」といい勝負をしているということでしょうかね。

 C 「メガバンク系」三菱UFJ信託銀行も復習。

 〈全期間優遇変動金利〉:1.575%。 
 〈固定7年優遇金利〉:1.6%。
 〈固定20年優遇金利〉:2.45%。

 しかし保証料等がかかります。
 期間20年で4700万円借入なら、保証料は約69.7万円プラス保証取扱い料3.5万円。

 さて、「メガバンク系」の雄。
 三菱UFJ信託銀行。

 「新興勢力」そして「新・新興勢力」と比較してどちらが「得」なのか。

 これまた「期間」と「借入額」そして「手数料等」を入力してシミュレーションですね。

 あ、「新(新)興勢力」以外の金融機関の場合、「保証料」は必須ですから注意して下さい。


  《 本日のポイント 》

 ☆ 景気リスクに神経質な「市場」反応を考えれば、住宅ローン金利の更なる低下も有得る。

 ☆ 住宅ローン「旧勢力」と「新興」そして「新・新興」勢力との競争も金利低下要因。


 つまり、景気後退感が進行するなら株式は安く長期債券の利回りは低下。
 長期利回りに連動して、長期固定住宅ローン金利も下がるというしくみでした。

 変動金利は(銀行間)短期レートが基礎です。
 短期レート(金利)が低くなるには金融の流動性が必要だ。
 金融大緩和(政策金利がとても低い)の日本であれ景気不安が強まれば短期レートが高まる。

 日銀「利下げ」でもない限り、住宅ローン変動金利低下は望み薄でしょうかね。

 ただ、日銀「追加利下げ」。
 来る3月18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での「FF(政策)金利」決定如何では。
 絵空事でもなくなります。

 「市場」は現在、0.25%から0.5%の「利下げ」を織込みつつある状況。

 金融経済の天才ベン・バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長のことですから。
 0.75%利下げのサプライズ、可能性なきにしもあらず。

 そうなれば。
 日銀「0.25%追加利下げ」で追随、も俄然視野に上る。

 その決定を迫るだけの景気状況なのかどうか、ということですがね。

 「市場」動向、そして各経済指標発表。
 加えて、モノラインに限らず欧米金融機関に関する報道。

 来週25日(月)からも、「状況」から目が離せません。

 「安定」へ向かうのか、「不安」が進行するのか。

 予断を許さない日々が続きます。

 それではまた、お会いしましょう。
 
 



 住宅ローンリアル体験レポート2016
カスタム検索
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。